面倒見きれないなら…

2017年6月3日(土) 538 / 6

今回の保護にゃんのお話。
初投稿が我が家のにゃんたちではないのは
我が家のにゃんずに怒られそうですが(´･･`)

今回の保護にゃん
シャム系の10ヶ月ほどのお母さん猫と
その子ども猫生後1週間と2日。

(仮名で呼びますお母さん猫はなちゃん子猫ちゃんなっちゃん)

保護したのは
子猫が産まれた次の日でした。
はなちゃんと4匹の子どもにゃんこ達
元気にミルク飲んでみんな大丈夫。
そう思いながらの多頭崩壊しそうな元親さんからの引き出し。
現実は全く違いました。
はなちゃんはお腹の中に子猫残ったまま。
おっぱいは腫れに腫れてカッチカチに固まった状態。
元気に産まれたはずの子猫ちゃん達は丸1日ミルクも飲めず2匹はもう生死の狭間にいる状態。
慌てて動物病院に電話その足で動物病院へ直行。
何とか4匹全て一命を取り留めました。。。
はなちゃんの方は後1日お腹の中の子も生きてるから様子を見てそれでも出てこない場合は
残念だけどはなちゃんの体力を考えても
明日以降は手術に影響が出るとのことで
明日生まれてこなかったら中絶という形になります。
とのこと。
次の日になっても産まれてきてはくれず
次の日に体力のない状態での高リスクの手術でした。
その際に
2度もお腹を開くのははなちゃんも大変なのでということで避妊手術も行ってもらい術後の経過もよく我が家へ。
その後麻酔の影響もあることから
はなちゃんとこねこちゃんは別部屋でのお世話。
はなちゃんは子猫を取られたショック
環境変化のショック
飼い主から捨てられてしまったショック
をほぼ同時になってしまい~4日ほどご飯を食べてくれませんでした。
子猫は丸1日給餌されてなかったこともあり
栄養失調からバタバタと亡くなってしまい何度も何度も1時間に1度のミルクの際に急変する子猫たちにごめんね、がんばれ、と声をかけ少しでも多くミルクをと回数を増やしてみたり部屋中ストーブつけてみたりと必死に頑張りましたが3匹の命を虹の橋へ渡らせてしまいました。
残り1匹のなっちゃん
昨日急変してしまい一時はどうなる事かと思いましたが脱水とのこと。
この子だけは何とか助けたい
その一心でこれからもはなちゃんなっちゃんを幸せに出来たらなぁと。
我が家のにゃんずに少し寂しい思いをさせてますが里子に出るまでの間少しだけなので、
むつけた我が家のにゃんずにも寂しい思いをさせないよう
あたしがしっかりしなくてわ！！！

余談ですが
こちらがタイトルへ繋がるので
実ははなちゃんの中絶避妊手術代
流石にこのまま元親さんに避妊去勢手術という
道をわかってもらえないでいるのも嫌だったので
全明細書から子猫ちゃんにこれだけの金額の治療費がかかり
はなちゃんの手術代にはこれだけかかりました。
と送ってはなちゃんの避妊手術を怠ったのは元親さんの責任だったこともあり
1度だけはなちゃんの避妊手術代だけでも支払いしようという気持ちはないですか？と伺ったんです。
友人の知り合いということもあり、今後気持ちを入れ替えてほしいという気持ちもありまして。
実際はなちゃんの手術代より子猫ちゃんの治療費の方が金額的にはかかっているし、なによりこれからもっとかかってくる上に
亡くなってしまったこのことを考えると
そういう命を無責任につくりだしてほしくなかったんです。

しかし、元親さんからの返事は
手術しなければならないならそのまま手術しないでほっといていいですとのこと。
それははなちゃんに体力を消耗させお腹の中の子供が出てこなくて亡くなってしまってもいいと言う選択でした。
確かに元親さん新生児を抱えて大変かも知れません。
だけど実家暮らしで元親さんの保護者さんもいるにも関わらずみんな同じ考えで、、、。
動物を飼うってことは自分がもし子供を産んでも、亡くなってしまってもちゃんとその後を考えてあげなきゃ、里子に出すにしても自分でしっかり相手を探してあげられなきゃ飼ってはいけないと思うんです。
あぁ、これはダメだと感じ、
とりあえず元親さんとあたしの共通の友人に話したところ友人も大激怒。
元親さんのほうとはもう縁を切るとまで。。。
何も関係の無い友人が手術代出してくれるとまで言ってくれ、ありがたいお話です。
正直今回急なお話で急な出費が続いて金欠なのもありますが
保護すると決めた以上は自分でなんとかしていこうと思ったので
こちらもボランティアで実費で出来るところまでは頑張ろうと思います。
しかし、面倒見きれないなら、
ちゃんと避妊去勢はしましょ、
それ以前にペットを飼う資格がありませんよ！！
生きれたかもしれない命を繋げなかったことが悔しい限りです。

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