保護猫ちゃん Part2 (詳しく書きます)

2017年6月20日(火) 274 / 12

最初にですが、今回の件は私の判断を批判される方もいると思います。
気分を害される方が居ましたら、申し訳ありません。

マジで疲れた＿|￣|○
仕事の合間で色々と電話したり、してました。

まず、私は接客業なので
会おうと思えば会えるんです。

前回の日記で知り合いと書きましたが、正確には顔見知り程度。
お客様が今回の保護猫ちゃんの話を私に持って来ました。
私が猫バカな事は従業員なら誰でも知ってます。
それを聞いて、私に話をしたのだと思います。

ここからは昨日の夕方に話を聞いた所から始めます。

いきなり声をかけられました。
それまでは仕事として、1度だけ会話をしたことのある方です

「◯◯さんって猫を飼ってるんだって？」

はい。居ますよ😊

「何匹飼ってるの？」

去年の12月に1匹亡くなってしまったので、今は1匹です
(もくちゃんの面倒はまだ見てるつもりでいますがね)

「1匹か〜私の方がいっぱい飼ってるね」

そうなんですね〜何匹飼っていらっしゃるのですか？

「今は9匹もいるんだよ」

それは賑やかですね〜でも大変な事もあるでしょう？

「そうだね〜大変なんだけど、見ちゃうと、見て見ぬふりは出来ないんだよね」
「だから、9匹になっちゃったんだよね」
「9匹、全部が保護猫なんだよ」

それは素晴らしい事だと思います😊

「大変と言えばなんだけど」
「2ヵ月前に虐待にあってる仔を保護したんだよ」

えぇーーーーーこの辺でですか！

「そうそう。市内だよ」

まじですか・・・(ショックでした。)

どこでわかったんですか？

「車で通り掛かった時に、猫を散歩してる人を見かけたのよ」
「珍しい人だな〜と思って、よく見たら、散歩してるってより、猫を引きずって歩いてた。って言った方が正解かも」

えぇーーーーーーーーーーーーーーー

酷すぎますね。(嘘だろ。おいおい😰)

「それで、もう声掛けたのさ」

なんて、声掛けたんです？(すげー行動力だな)

「怒らせると大変だから、可愛い猫ちゃんですね〜ってさ」
「それで、触らせて貰った訳さ」

なるほど。

「そしたらさ！リードじゃないのはすぐにわかったけど、ガリガリで首についてる紐は首に食い込んでて、指も入らない訳！」

えぇーーーーーーーーーーーーーーー

それで、どうやって連れて来たんですか！

「なんか、痩せてるし、病院へ行きませんか？って言ったら、相手がさ、病院へなんて行かないよ。お金掛かるしだって！」

いやぁ〜そんな人が市内に居たのはショックですわ😱

それで、どうしたんです？

「これじゃ病気かもなので、私が病院へ連れて行ってもいいですか？って言ったら、どうぞって言ったから連れて来た」

はぁ〜よかったですね〜(この時点で私もある事に気づいてませんでした)

で、その仔は大丈夫なんですか？

「連れて帰って来て見ても、この仔は助からないかも知れないって思う程でさ、とりあえずカリカリをふやかして、食べれるか見てたんだよ」
「なんとか、食べてくれたから、2日ぐらいで死にそうではなくなったよ」

よかったですね〜(あれ？病院は？)

「それでさ〜その仔が悲鳴の様な鳴き声で鳴くんだよ。奇声って言うぐらいの」
「もうさ〜ノイローゼになりそうでさ」

さかりじゃないんですか？

「いや、違うって。あんな声を聞いた事ないもん」
「ストレスとかなのかね？」
「目も見えてるのかわからない感じだし、あんな声出すんだから、耳も良く聞こえてないのかもね」

私にはわからないですが、さかりだと思うんですよね。
お医者さんはなんて言ってるんですか？

「いや、病院へは行ってないよ」

え？？？？？？？！！！！！！！

まずは病院へ行った方がいいと思いますよ。

「そこで、相談なんだけど」
(そう言う事かと思いました)

「◯◯さんのお宅に置いてあげれないかな？」

「もう頭がおかしくなりそうでさ、山に捨ててこようかと思ったぐらい。冗談だけどさ」

「それでカリカリも凄く食べるから、このままじゃ持たないかも。それも冗談だけど。ハッハハハハ」

いや！ちょっと待って下さい！
(ここで、ヤバイと感じてます。冗談とはいえ、その言葉が出るって事は、頭の片隅にはあるって事だと思いました。しかも病院へは行ってない。おかしいだろ。)

私の家の環境では、今日、明日とかでは預かる事は出来ない事を伝えました。

そこで、連絡が取れるボランティアさんが居るので、話をして見ます。と伝えました。(この時には、捨てに行かない様にする事しか考えてません)

そして、その仔を里親に出すつもりがあるかないかも聞きました。

「大きくなった仔でも里親さんは見つかるの？」
「まして、首にはいまだに縛られた後はあるし、奇声は出すし」
「無理なんじゃない？」

そこで、ネコジルシの事を話ました。

個人ボランティアさんが頑張ってる事や大きな仔でも里親募集になってる事も。

ただ、里親に出すにしても、避妊去勢は絶対だし、血液検査やワクチンも、レボリューションも必要。
しかも、病院へ行ってないので、推定年齢もわからない。では話にならない。事も伝え、とにかくボランティアさんからの意見を聞くので、待って欲しい。と言いました。

「時間が掛かるなぁ」
「でも、◯◯さんが言うなら待って見るね」

ありがとうございます。

とにかく連絡しますので、我慢して下さい。と言いました。

仕事が終わり、すぐにボランティアさんへ電話。

この話を全て伝えました。

怒りやら、責任のない行動やらで、ボランティアさんも呆れてました。

そして、ボランティアから

保護したってよりは拉致したって事ですよね？

その仔を里親募集をすると問題があると思います。との事。

冷静に考えれば、そらそうだ。

しかも、保護した仔を病院へ連れて行ってないって事は、元々居る仔達も粗悪の環境ではないのか？って話になりました。

確かに・・・ありえない話ではないよな。

もし、私だったら

すぐに病院へ行ってから連れて来るだろうし。

そこで、ボランティアさんから

この件は愛護センターに話をして、お宅に伺って貰った方がいいかも知れない。出来れば、なんとか見に行って貰える様に話して見て下さい。

では、明日にでも愛護センターに話してから連絡します。と伝えました。

そして、今日

仕事の合間に愛護センターへ電話。

愛護センターの見解では、それが虐待として認められるかは微妙との事。

虐待のしっかりとした決まりはあるが、それに該当する例なんて、ほぼないですと言われました。

あ〜結局、行政の考える虐待とは普通では考えられない様な事じゃないと無理なんだ。って事がわかりました。

そして、保護猫ちゃんのお宅を見に行って欲しい件。

これは、苦情が来るか、本人からの連絡じゃないと動けないとの事。
他人がちょっと見に行って欲しいと言われても行けないです。と言われました。

もう一つ気がかりな事

拉致に近い形で連れて来た事。

当人同士がその場に居て、虐待を受けてたとする猫ちゃんをその場で受け渡してるので、それは譲渡した。と見るそうです。
病院へ連れて行く等でうまく言いくるめれば、猫の所有権が変わってしまうそうです。(新潟県の条例の話だと思います)

更に、保護した仔を愛護センターで里親募集をする事は出来るか。
これも聞きました。
無理です。そんな安易な理由では受け入れないそうです。
持って来たら、何時間もかけて、考え方を変えて貰うそうです。(説教だろう)

結局、愛護センターの力は借りれない。

想像以上に厳しい事になって来た事を実感しました。

とにかく病院だよな〜

それをなんとかしない事には何も進まないと考えました。

費用の事が問題なのだろう。と思い、新潟にある唯一のTNRの病院へ電話しました。

どうぶつ基金が使えるのか？

ボランティアさんとも付き合いがある病院さんなので、その辺の話も聞きました。

どうぶつ基金は野良ちゃん(TNR)じゃないと無理らしい。

ボランティアさんからの依頼であれば一般の方よりは安くなるけど、確実に里親募集を見つかるまでやって貰う。

里親に出す為の検査、避妊去勢費用も聞き、金額も教えて貰いました。

それを全部聞いてから、保護した方へ連絡。

病院の事も伝え、鳴き声の原因も、おそらくはさかりだろう。と言われた事も伝え、里親募集の難しさも伝えました。

全てを伝えたら、まずは病院へ連絡して、去勢の予約をするそうです。

そして、検査の事も聞いて見るそうです。

里親には出さずに、ご自分で飼う事を決めてくれました。

よかったけど、今はそれを信用するしかないです。

ボランティアさんへも連絡して、愛護センターの見解も、保護主さんが決めた事も伝えました。

私と同様に、ひとまずは安心かな？そんな気持ちの様です。

今回、保護主さんとお話をして気づいた事がありました。

保護主さんは60代

猫歴は数十年だそうです。

それでも、エイズも知らなければ、白血病もウィルス関係の事も何も知らなかった。

もの凄く飼い主の知識が遅れてる方が居る事を実感しました。

もちろん病院も遅れてると思います。

今回の保護主さんは血液検査はした事がないそうです。

それが必要な事すら知らないのです。

殺処分ゼロ目指すのは、いい事だと思います。

ただ、保護主さんの様な方のお宅で育ったお子さんやお孫さんが猫を飼う時にどの様に思って飼うのだろう？

こんなにお金が掛かるとは思わなかったから捨ててしまおう。と思うのではないのか？

その様な事が頭を駆け巡ります。

飼い主としての責任。

病院へ行って、検査する事を犬の狂犬病の様に義務にしないとダメな気がします。

猫は安く済むから。

野良でも生きていける。

そんなバカ見たいな飼い主が一刻も早く居なくなる様に、私にも出来る事はやるべきなんだろう。

勉強になりました。

きぃちゃんは捻挫でした😱

命に関わる事ではないので、心配して下さった方々。

誠にご心配をさせてしまい、すいませんでしたm(_ _)m

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