うちの辺りでは、夕方6時頃から風が強くなってきました。
台風が近づいてるんですね。
さて、今日はわが家の、麦と花に大人気の窓をご紹介しようと思います。
2階の、少し高めの位置にある小さな窓です。
そこから電線に止まった鳥がよく見えるのです。
麦も花も、狙いを定めて、えいっとその窓に飛び乗ると、
すぐに「ケケケ、ククク」と鳴きだします。
なので、私はその窓を「ケケケの窓」と名付けています(笑)
子猫の頃は、ふたり並んで「ケケケ」と声を合わせていたのですが、
身体の大きくなった今では、ひとりでジャストフィットする狭さです。
早い者勝ちの、争奪戦になります。
とは言っても、お目当ては電線の鳥です。
鳥がいなくなると、もう用は済んだとばかりに、
ふたりともさっさと窓を下りてきていました。
ところが、最近、花がその窓に長居をするようになったのです。
今日も割と長い間そこに座っていたのですが、
最初に飛び乗った時、「ケケケ」ではなく「にゃあ」と鳴いたのです。
まるで誰かに挨拶でもしているようで、
気になった私は、窓の外を覗いてみました。
すると、窓のすぐそばにあるエアコンの室外機の上に、
猫の白い足が。
私の位置からは猫の顔は見えませんでしたが、
この辺で白い足を持つ野良猫さん・外猫さんは、
ブチコさんしかいません。
そういえば、ブチコさんは直射日光の当たるベランダから、
木蔭の室外機の上へと、お昼寝場所を変えていました。
それに合わせるように、
室外機の近くにある窓に長居するようになった花…。
花は自分の母親に挨拶して、そこに留まっていたのです。
私は驚いてしまいました。
麦と花がよくいる部屋の窓の近くに、ブチコさんがやって来ることがあるのですが、
「うにゃにゃ～」と言いながら、嬉しそうに母親に駆け寄るのは、いつも麦。
花は少し離れた場所から、ちらっとそちらを見るだけだったのです。
クールに見える花も、本当はお母さんが恋しかったのでしょうか。
だから、窓越しにでも、近くにいたかったのでしょうか。
どこか冷めて、大人びて見える花も、
実はそんないじらしい一面を持っていたのです。
「ケケケの窓」は人が近くで見守れる時以外は、いつも閉めていたのですが、
これからは開けたままでいてあげようかな、と、
花の寝顔を見ながら思いました。
あ、もちろん、脱走防止策を施してから(笑)
では、今日はこのへんで。
読んでくださって、ありがとうございました。
ぺったん したユーザ
ぺったん
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