花が迷子猫だった時

2017年8月23日(水) 142 / 2

皆様、こんばんは。

数日前から、近所で迷い猫のポスターを見かけるようになりました。
迷子になってしまった猫ちゃんは、6才の女の子だそうです。
猫の柄には詳しくないのですが、
たぶんキジシロのハチワレという柄の子です。

いなくなったのは1か月前という事なので、
少し離れた所に移動しているかもしれません。
埼玉県富士見市にお住まいの方、それらしき猫ちゃんを見かけたら、
ポスターを探してみてください。

うちは花が脱走した事があるので、そのポスターをとても冷静に見ていられません。
花がいなかった6日間の事が、鮮明に蘇ってきます。

花を捜し歩いた日々は、数えてみればたった3日の事でした。
月曜日の夕方に脱走して、水曜日の深夜には、
おそらくあそこにいる、という目星がついていました。

それでもその3日間が、私には１か月の事にも、それ以上の事にも思えています。
実際に、1か月も会えないでいる猫ちゃんの飼い主の方は、
どんな気持ちで毎日を過ごしているのでしょう。
想像しただけで、息苦しくなってきます。

もちろん、1番つらい思いをしているのは猫ちゃんでしょう。

うちの花の場合、ご近所さんの屋根に上ったのはいいけれど、
自分で下りられなくなってしまっていたらしく、
脱走してから捕獲に成功した日まで、ずっと屋根にいたようです。

花は臆病なので、屋根とベランダの間にあったわずかな隙間に入り込んだまま、
なかなか表に出て来てくれませんでした。
だから、「確かに花がいる」という確証が得られるまで、時間がかかってしまいました。

その間、どんなに心細く、ひもじい思いをしていた事でしょう。
本当に可哀想な目に遭わせてしまいました。

ポスターのその猫ちゃんも、
何処かで心細い思いをしているのかもしれません。
全国にいる迷子猫ちゃん達もそうです。
みんな1日も早く安心できるわが家へと帰れるように、
祈るばかりです。

とりあえず私は、猫ちゃんがいないか、屋根を見ながら歩こうと思います。

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