かけるこ

大分県 36歳・女性

大分県杵築市在住、両親2人、猫2匹と共に田舎で暮しています。 プロフ写真は、みーちゃん♀~野良→居着く→外飼い→家猫に出世→出産。 人生で初めて猫と一緒に生活することに。 2017年9月26日仔...

メッセージを送る

日記検索

かけるこさんのホーム
ネコジルシ

【ずーーっと玄関に居る~その2~】
2017年11月19日(日) 160 / 4

2017年7月29日、私はQ&Aにある質問を投稿しました。

(こちらをご覧頂くと、当時の状況が伝わりやすいと思うので、もし宜しければご覧下さい。)

↓↓↓

https://www.neko-jirushi.com/ask/4081/



これを読み返すと、みーちゃん がっつり1週間、既に玄関待機を続けています。

日中は玄関前、夜になると車の下に移動して耐え忍んでいました。

両親が寝て家が静まり返る時間になると、私はみーちゃんの所へ向かいます。

我が家の駐車場には屋根が無く、車は1台のみ。

その下を、みーちゃんは寝床にしていました。

もっと早く保護して、すぐに病院へ連れて行くべきでした。

私は妹、母、父とは別の人間なんだから、家族から非難されても、1人で行動すべきでした。

この当時のみーちゃんを思い出すと、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。




手には懐中電灯、いりこを少しポケットに忍ばせて。

駐車場に行くと、みーちゃんは既にそこに居ました。

私が来るの、わかっているかのように。



垂直に立てたコンクリートブロックに私が座ると、

しっぽをピーンっと立てながら、脚に体をスリスリ、スニーカーにも顔をスリスリしてきました。

私のものよ!私のお気に入りなの!そう思ってくれてたのかな。

ある時は、立った姿勢で私の膝に前脚をかけました。

「ここに来たいの?」と、みーちゃんを抱き上げ、膝の上にのせました。





みーちゃんは、私の太ももの間のくぼみに、ぴったりと収まり、

私と同じ方向を向いて、香箱座りをし、動かずじーーっと座っていました。

丸まると毛が立つので、いつもより体は少しだけ大きく見えました。

毛でふさふさの体を、私の両手で優しく包み込みました。

丁度手の平にすっぽりと納まるサイズ。

「なんて軽いんだろう・・・・この子の命、こんな重さしかないんだ・・・・・」

涙が出ました。





小さい頭、華奢な首、撫でれば背骨はゴツゴツとして、

香箱座りの姿があまりにも小さいから、

「きっと子猫か若い猫かな」そう、思ってしまいました。





一旦膝に乗せてあげると安心して目を瞑ります。

右手をそっと背中に添えて、ゆっくりと前から後ろに撫でます。

壊れてしまいそうだから、優しく、ゆっくり、撫でました。

真っ暗な空を見上げると、綺麗なお月様が見えました。

膝の上にはちっぽけな猫。

ふわっふわっで、小さくて、可愛いみーちゃん。

じんわりと温かい。

みーちゃんの重さ、私の太ももを伝ってくる。

一緒に時間を共有する1人と1匹。

力の無い人間と、弱りきった猫、共に寄り添い、支えあいました。

夜空を見上げ、みーちゃんに触れ、一緒にウトウトする時間が大好きでした。

「しあわせって、こういうものかもしれないな」って何度も感じました。

一緒にうつらうつら、そんなことで十分なのかも。

みーちゃんと居る時が、本当に嬉しくて幸せでした。




「お尻、痛くなってきた・・・・」 私が弱音を吐いたらタイムリミット。

せっかく眠っていたみーちゃんを、膝の上から降ろさなければなりません。

その度に胸が痛みました。

その場を離れようとすると、ほとんど出てない声でニャっと鳴きます。

立ち去ろうとすると、みーちゃんが必ずついて来てしまう。

しょうがないから抱きかかえて、車の所まで戻って降ろし、しばらく様子を見ます。

毛づくろいをとても念入りにする子でした。

毛づくろいに夢中になってるタイミングで、私はダッシュで家に戻りました。




だけど、心はちっとも安まらない。

「ちゃんと車の下で寝てくれるだろうか。道路に飛び出したりしないかな。寒くないかな?寂しくないかな・・・」

みーちゃんを外に残して、私は部屋にある柔らかいベッドの上。

コンクリートの固い地面の上にいるみーちゃんが可哀想でたまらない。

もういっそ、部屋に連れて来てしまおうか・・・・

毎晩葛藤しました。

みーちゃん どれだけ心細かったか。悲しかったと思う。寂しかったと思う。

きっと寒かったし、不安でたまらなかったのに。

私は、心を鬼にして、毎晩みーちゃんを置き去りにしました。




「中に入れさせん!絶対入れるな!猫を入れたら許さんぞ!」

当時の父の常套句です。

一度、「野良猫を車に乗せて捨てに行く!」と脅されたこともありました。

みーちゃんのことで父と大喧嘩してる最中に吐かれたことです。

野良猫に対する社会通念とは、こんなにも酷いものでしょうか。

私から見る父は、自分にとって都合が悪い存在は邪魔者。

自分にとって都合がいい存在には愛嬌を振りまき、そうじゃないなら非情、無視、暴言。

現に、価値観が全然合致しない私のことを毛嫌いし、敵対心むき出しで反発してくる。

こういう人だから、みーちゃんを捨てることなんて、きっと大したことじゃないって思う。

それをやりかねない人間。

「野良猫」というレッテルで価値をはかり、嫌だ嫌いだ汚い臭い、悪態ばかり。

当時の私は両親に幻滅し失望していました。

特に父のことは憎くて仕方なかった。今でもあの時の怒りが忘れられません。

「もう二度と、この家で、動物は飼わない」 決心しています。





強行突破で入れたとしたら、母だって黙ってはいません。

この人を怒らせると、事態はさらに厄介です。

この平屋は「父と母の終の棲家」であることは間違いありません。

私が無職で収入がないので、居候している状況です。

やはり、両親の許可なくして、みーちゃんを家に入れることは賢明ではないと、自分に言い聞かせました。

結局、しばらくの間、この状況が続きました。





取り返しのつかないことをしたのは、私です。

家族が「入れたら駄目」と猛反発しても、私はこの子を保護すべきでした。

真っ先に病院に行き、ご飯を食べない理由を見つけ、食べれるようにしてあげるべきでした。

どうして、父なんかの忠告を守ったのでしょう。

「猫の毛が散らかるから汚い!部屋が臭くなる!絶対入れさせん!猫は飼わん!」

こんな風に父が言い続けたとしても、私は自分を信じて行動すればよかった。

貯金からお金をおろして、電車で病院に行く事だって出来たのに。

私は、両親から、とがめられることを恐れ、自分の立場を考え、仕方ないって諦めた。

私も深く傷ついていた。

「野良猫を救うこと」は正しいと思ったし、私にはその時一番大切なことだった。

だけど両親は、私が大切にしてるものを、大切に扱ってはくれなかった。

人間の本性とゆうか、親というレッテルを1枚剥がせば、ただの「わがままな人間」だった。

自分は猫が苦手だから。自分は猫が嫌いだから。そんなことで見放し、放置した。

それが自分の親かと思うと、ほとほと嫌になった。うんざりして、げんなりして、軽蔑した。

それでも、諦めるべきじゃなかった。

本当は、どんなに孤立して一人ぼっちになったって、私は自由に選択出来た。

「みーちゃんの命を守る」

最も大切で、何よりも尊い、「命を守ること」を一番に考えて、行動すればよかった。

私は心の底から、この当時の自分の選択を後悔しています。

「誰が何て言おうと、自分を信じて行動すること」が大事なんだってことを、私はみーちゃんから教わりました。 
15 ぺったん 健太のママ 健太のママ karera karera ヒメッコ ヒメッコ ポップ ポップ ミイクロ ミイクロ 由美きち 由美きち 星うさぎ 星うさぎ みえりん みえりん てんてる てんてる fuu2011 fuu2011 りり。 りり。 megu-megu megu-megu koko2828 koko2828 ゆーちゃそ1101 ゆーちゃそ1101

ぺったんするにはユーザログインが必要です。

ログイン・ユーザー登録
 ぺったんとは

日記に共感した時に、投稿者へ思いを伝えられるのが「ぺったん」にゃ。
気軽にご利用くださいにゃ。
レッツぺったん!!

※誰が「ぺったん」したか公開されますムーチョ

Facebookでシェア Twitterでシェア はてなブックマークに追加 Google+でシェア
ぺったん ぺったん したユーザ

健太のママ 2017/12/10

karera 2017/11/23

ヒメッコ 2017/11/22

ポップ 2017/11/20

ミイクロ 2017/11/19

由美きち 2017/11/19

星うさぎ 2017/11/19

みえりん 2017/11/19

てんてる 2017/11/19

fuu2011 2017/11/19

りり。 2017/11/19

megu-megu 2017/11/19

koko2828 2017/11/19

コメント(4件)

由美きち
2017/11/19
ID:Txay2TeNnc6

こんばんは✨

私は ずっと見させていただいてました。
ずっと心の中にいさせてあげたらと

気持ちわかります。でも 同じようにことがあるかもしれない

そのときは 後悔しないで行動したら
私も同じ気持ちになると
いつも毎日 元気なこたちが 遊んでるのと
寝てる姿で 癒されてます
気持ちよくーわかります

かけるこ
2017/11/19
ID:EX8KpCZ3vc.

コメントありがとうございます。
気持ち、わかって頂けるのは、とてもうれしいです。
それだけで十分、また次回書くための励みになります。
長文なのに、最後まで読んでいただいた事、感謝いたします。
ぺったん ぺったん したユーザ
ぺったん ぺったん したユーザ

sakura**
2017/11/20
ID:G5poW/T5A0w

メッセージ、ありがとう!
レオ君というのは、寅ちゃんの元の名前なのかな…?
今、椿に空を面倒見させる方法について、熟考してます。(^^ゞ
ひなたぼっこ案も、ありがとね。

今回の日記は、みーちゃんとの出会いの日記の次に、好きかも。
文章に心情が吹き込まれて、どんどん、グレードアップしてますね…。
かけるこさんの日記、大好きです。
ありがとう。

かけるこ
2017/11/20
ID:EX8KpCZ3vc.

こちらこそ、毎回日記を拝見してもらえて、凄くうれしいです。
書く原動力になるし、何より励みとなっています。
これを書く間、当時の怒りが湧き起こって大変でした。でも、それ以上にみーちゃんと一緒に過ごした愛しい時間も思い出して、幸せな気持ちになれました♪
ぺったん ぺったん したユーザ
ぺったん ぺったん したユーザ
かけるこさんの最近の日記

【玄関にず・・・・っと居る~2017年7月23日(日)以降~】

///////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 7月23日(日...

2017/11/12 237 0 17

【的外れな問い合わせ~2017年7月20日(木)の出来事~続編】

////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 7月20日 「NPO...

2017/11/08 337 0 10

【寅ちゃんとの出会い~2017年7月20日(木)の出来事~】

本当に久しぶりの更新になってしまいました。(毎日書きますなんて宣言しておきながら、お恥ずかしい・・・・) 時系列でお話するほうがわかりやすいと思うので、今日は「みーちゃんと出会う少し前の日」のお話し...

2017/11/08 98 1 6

【出会い~初めまして、みーちゃん~】

2017年7月23日(日)のお話です。 家の前の道路の奥の方から、2匹の猫がこちらに向かって歩いてくるのが見えました。 先頭は7月20日(木)に初めて餌をあげた寅ちゃん(野良・茶シロ・男の...

2017/10/29 239 0 31

【お別れ~最愛のみーちゃん、くーちゃん~】

みーちゃんとくーちゃんを温かく見守って下さった方々、 そして、初めて猫を飼い不慣れで未熟な私に激励や優しい言葉をかけて下さった方々、 本当にどうもありがとうございました。 今日は、今...

2017/10/27 492 18 58