2013年9月8日
9月5日 娘が仕事から帰り夕食を済ませてから 娘夫婦が近所のキリン堂へ買い物に行った時の事です。
買い物を終え 駐車場の車に乗ろうとした時
何かが 凄い声で鳴いているのが聞こえた。
その異常な鳴き声のする方に探しに行くと
キリン堂前の道路に沿った川の辺りから声がする・・・
主人と二人で
「カエルか？」
「鳥が苦しんでるのか？」
と思いながら川の中を見ると 1匹の小さな小さな仔猫が ずぶぬれになって泣き叫んでいた。
幸運にも水量は少なく 地面の出ている場所で 1匹で・・・。
川の土手の高さは2ｍ半程
助けようと土手の近くまで行くと ビックリしたのか必死で石積を駆け上がり
道路を渡り キリン堂の駐車場へ逃げた。
娘達は 車に轢かれると思い駐車場へ追いかけ 2人で捕まえました。
体重400ｇ 男の子 生後1ヶ月～1ヶ月半位でしょうか？
落ちた時にか 鼻、口は怪我をしていました。
そして 仕事が休みの9月8日に我が家に連れてきました。
娘は来るなり 離れの部屋に 一旦隠してから 家の中に来たので
その直後から 鳥が苦しんでいるような声に 私は野良猫が鳥を捕まえていると思い
助けようと外に行こうとすると 娘が
「違う違う 仔猫連れてきてん・・・。」 と。
「はぁ～ あの声仔猫の声か？？？」
それは もうガラガラ声 「ギャァァー ギャァァー ギャァァー 」
どう考えても 仔猫の声とは思えない・・・。
そして 離れにいる 仔猫を見に行きました。
小さい・・・ 可愛い・・・
2013年9月9日
その声聞いて 川の中で 何時間も何時間も鳴き続けて助けを呼び 声がかれる位
鳴き続けたのか想像できました。
娘が保護して3日経っているのにまだガラガラ声
娘が付けた名前は 「しゃがれ」 ( ´∀｀ )
可哀想に・・・誰にも助けてもらえなかったんだね～
娘が 川から助けて 1時間後には雨が降り出し 大雨になりました。
娘達が気付いてなかったら 増水した川で流されていたでしょう。
考えただけでもぞ～としました。
そして 9月8日 我が家に来て すぐ写真撮影、病院、里親募集開始
翌日晩遅くに メールで問い合わせありました。
「先住猫が亡くなり 妻がペットロスで落ち込んでいる。この子を一目見て気に入りました。
明日 妻にも話して連絡させていただきます・・・。」 と。
翌朝にメールが来ました。
奥さんは 猫は尻尾が真っすぐなのがいいと・・・
この子は 2か所が曲がった鍵尻尾なんです。
結局 そのご家族とは縁が繋がりませんでした。
その後に問い合わせあったご家族とご縁が繋がりました。
9月13日 お届け時には 600ｇに可愛く成長。
2013年9月13日（お届け出発直前）
その里親様は もし脱走しても この鍵尻尾なら見つかりやすいと言ってくださいました。
現在は4歳半になり 妹ニャンコも出来て幸せに暮らしています。
里親様には 本当に感謝しております。 ありがとうございます。
あの時 娘が鳴き声に 気付いていなければ この子はこうしていなかったでしょうし、
丸投げしてきた娘に主人はぶつくさ言いましたが 小さな命を助けた娘を褒めてやりたいな。
でも もう私も歳・・・
保護したら 最後まで自分たちで責任持ってやってください。
それが 私の一番の望みです・・・。
不幸な猫達が1匹でも幸せになれますように・・・。
ぺったん したユーザ
ぺったん
最近のコメント