虹の橋に無事たどり着けますように。

はじめまして、あきまるると申します。
今日は初めての日記で悲しいお話になってしまいます。
記録用なのでとてもとても長くなってしまいます。

10日の夜中から明け方に
15年一緒に生きてきた大好きな
あっくんがお星様になってしまいました。
悲しくて寂しくてでも一緒にすごした時間は
とても幸せで何か残しておきたくて調べてたら
ここを見つけ日記に残すことにしました。

中１の頃に我が家にきたあっくん。
里親募集で出会った子猫でした。
秋にお迎えしたため名前はあき。
とても小さくて初めて触れ合うにゃんこで
緊張と可愛さと今でも思い出します。

ついこの前の月曜日。
なんだか元気がありませんでした。
お腹を気にしてる様子でうんちも出てなくて
食欲もないようでした。
今まで全く病気をした事がない子だったので
便秘かな…くらいにしか思っていませんでした。
祝日で病院も休みだし、次の日は父がいる日だったので
病院に行くという事でその日は寝ました。

朝起きるとあっくんが明らかにおかしい。
息がとても苦しそうでヨダレを垂らし、
目が虚ろで鳴きもしませんでした。
わたしは仕事だったため父に任せて出勤しました。

仕事どころではない一日を過ごし
家に帰ると検査と手術をすると父に言われました。
尿道がつまりかけていておしっこが出にくい状態だったみたいで
尿道に管を通す処置をするとの事でした。
大丈夫なん？どうなん？という話をしていると病院から電話があり、
尿道に管は通ったもののずっとおしっこが出にくかったため腎臓が機能しなくなっていて
術後４時間経っても全く尿が作られていないというお話でした。
腎臓が機能していないため、子猫ほどの量の麻酔しか使っていないが目が覚めない、(あっくんは６キロある大猫でした)
尿が作れないとなると何日も生きられない可能性が強いので会ってあげて欲しいとの事でした。
近くの病院のため家族みんなですぐ会いに行きました。

あっくんは麻酔が覚めてなくぐったり寝ていて
尿のカテーテルがついていましたが全く出ていませんでした。
呼びかけて触って刺激して起こしてあげてくださいとの事だったので
かわりばんこに抱っこして、必死に名前を呼びました。
最初先生から受け取る時、にゃーと鳴いてくれました。
わたしのこと、家族のことが分かったのかな。
そこから目を開けてはくたっと寝て…を繰り返していましたが全く出てなかったおしっこがぽたぽた垂れるほど出始め、普段から抱かれるのが嫌いなためバタバタといつものように暴れはじめたのです。

先生もとてもびっくりして、家族の事が分かったんですね！
これだけおしっこが出ればもう大丈夫！と言ってくれたので、
また明日(10日)会いに来るね！
おしっこたくさんして起きててよ！
と言って別れました。
それが最期の挨拶になってしまいました。

今日の朝、病院が開くのと同時に会いに行きました。
名前を告げ待合室で待っていると先生から携帯に着信があり、
待合室に先生が走ってきました。
そしてあっくんが亡くなった事を告げられました。

少し回復してるつもりでいたので
頭が真っ白でした。何言ってるのか分からなかったです。
先生が言うには、
前日21時頃まで付き添ってくれていて
その頃はたくさんにゃーにゃーお喋りをしていた。
けど朝来たら亡くなっていて、
やっぱりおしっこも全く出ていなかったし
お腹を押しても出てこなかった、作られていなかった
との事でした。
夜中のうちに亡くなったのでしょう。と言われました。
綺麗にしてからまたお呼びしますね、と言われしばらく待ちました。

待ってる間はもう辛くて辛くて、
後悔しかなくて、
もっと早く気付いてあげれたら
もっと早く病院に連れていってたら
昨日家に連れて帰ればよかった
もっとたくさん声聞きたかった
辛い思いさせてごめんね
最期をひとりぼっちで迎えさせてごめんね
そんなことばかり考えていました。

待ってる間ワクチン接種のわんちゃんが
たくさん来て、とても辛かったです。
そして呼ばれたので処置室に会いに行きました。
そこには箱に入れてもらって、お花を入れてもらって
綺麗な花柄の布をかけてもらったあっくんがいました。
いつものように寝てるみたいな顔でした。
でもとても冷たく硬直していました。
寂しかったよね、会いたかったよ
ごめんね、ごめんね、お家に帰ろうね
ずっとそんな事を言って涙がとまりませんでした。

動物を飼う以上覚悟していなきゃいけない死について何も考えてなかった。
まだ死ぬなんて思ってもなかった。
こんなに急にさよならしなくちゃいけないなんて思ってもいませんでした。
きっと何年か前から調子は悪かったはずなのに
全く気付いていませんでした。
あっくんは我が家に来て幸せだったのか？
わたしはあっくんのために何もしてあげれなかった。
そんな事を考えながら泣きながら家に連れて帰りました。

今日一日ずっと泣きながら過ごしました。
この15年を思い返して涙がとまりませんでした。
保冷剤を交換したりずっと撫でていました。
亡くなっててもとても綺麗で可愛いあっくん。
ずっと泣いててもあっくんが心配するだけなのに涙がとまらないよ。
たくさんたくさん思い出はあるのに昨日の苦しそうな姿ばかり目に浮かびます。
あっくんごめんね。
あっくんにはたくさん幸せもらったのに何もしてあげられなかったね。
寒がりなのに冷たくしてごめんね。

少し日があいてしまうけど土曜日に火葬します。
そしてたくさんお友達がいるお墓に入ります。
気が強いからみんなと仲良くできるかな？

病院で箱に入れてもらったのですが、
大きすぎて犬用の箱なのに頭も足もギッチギチなのには少し笑ってしまいます。

一年若い猫が我が家にはもう一匹います。
その子もいずれお別れは来てしまうし悲しくて辛くてどうしようもないけど
最期のときまで大切にします。
あっくん、ちびのことは心配しないでね。
また会おうね。大好きだよ。
幸せをたくさんたくさんありがとう。