２０２０年～！！

明けましたね！

2020年、今年も昭和のあばら屋からお送り致しまする～(о´∀`о)♪

ほんまとんと御無沙汰で失礼致しております！

私のキャパ的に昨年は夏の終わりから色々あり過ぎて
1日1日が矢の如く過ぎ行く毎日でした。

ゴン太のうちのコ記念も、トラ次のおウチにゃんこ記念も寿げず・・・(Ｔ _ Ｔ)

大晦日の朝に台所の水道の蛇口がダダ漏れになり、
イースマイルさんに来てもらったついでに風呂場の水道もやり替えてもらった10万円の支払いも痛いは痛いが
それまで散々だった精神的打撃に比べればなんてことないさの年の暮れでした。

いつものように思うがまま書き連ねますと
ほどいてもほどいてもどんどこ長くなる一方の巻き物状態になります故、
事のあらましに続きましてざっくりダイジェストで御報告させていただきたいと思います。

～～ 2019年 8月末からのなんやかんや～～

①野良にゃんこ母さんトラ次部屋の天井裏で出産、子育てする

②スズメバチ襲来

③ノミダニ発生非常事態

④母だぬき胸椎圧迫骨折

⑤かすてらコンビ病院ペットホテル初の半日ステイ
・トラ次パニックにより病院の洗濯機籠城、からの負傷
・トラ次の本気噛みにより、たぬき(わたくし)救急病院へ

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

まず、多分、大元の原因となる ① について。

8月下旬、どこからかトラ次部屋の天井裏に入り込んだお外のにゃんこさんが居て、
ゴン太もトラ次も凄く気にするし、困ったな～おーい早く出てっとくれよ～と思っておりました。

すると、数日を置かず、天井からﾆｰﾆｰというかそけき鳴き声が・・・やはりか( - _ - )

生んでしまったものは仕方ない、早めの住み替えを祈りつつ静観しておりましたら、
かすてらコンビが体のそこかしこをやたらカキカキし始めました。

そう、おそらくノミです。
昭和のあばら屋は天井板も薄くなってひび割れてかっすかす！なのです。

毎月フロントラインプラスのゴン太は薬剤ぽっちょんで直きにかゆがらなくなりましたが、
トラ次のレボリューションではノミの成虫以外、卵などには効力が無く
依然、頻りとかゆがっておりましたので、
レボリューションから1週間強空けてフロントラインプラスを塗布。

それでようやくトラ次のかいかいも治まり、
その内天井裏から物音もしなくなったので、
よしよし一件落着。良かったよ～(о´∀`о)♪と
私は思っていたのです・・・

②スズメバチとアシナガバチの見分けがつかないなんてそんなワケがありゃしない

9月の初旬の頃です。
朝まだ明けきらぬ薄闇の午前4時、
母だぬきの奇声で布団を蹴上げ馳せ参じれば、
トイレの小窓の上 4分の1をびっしり埋め尽くす数多の複眼と節目あるくっきりしましまの胴体。

母だぬきはなんやのん！？なんやのん！？気色悪いッ(;@д@;)！！と騒いでおりましたが、
「これハチやな」
しかし、次々と窓に押し寄せ間段無く頭突きをかまして来るオラオラ血気盛んなその有様と
胴の太さのみっちり具合が尋常ではありません。
羽音が聞こえたならば、もっと禍禍しかったことでしょう。
常日頃、優雅にふぃ～ふぃ～♪と庭を行き来しているすらりしゃなりとしたアシナガバチとはまるで違います。
明らかに戦闘民族。気概が地球人とサイヤ人の差レベルです。
そういえば、最近、アシナガバチ見てない。

一眠りしてから起きてネットで調べるとその姿形はまんま、スズメバチでした。

数日様子を見ていたのですが、ハチは母だぬきがトイレに行くその時分、毎日やって来ました。
昼間に観察していると、お隣の屋根の重なりあった隙間から盛んに出入りしているのがわかりました。

どうやらその奥に巣があるらしいと目星を付けて
市の害虫対応担当部署の環境薬務課に相談しましたところ、
まず、駆除に関しては巣を作られてしまった当事者からの依頼しか受け付けられない、
そしてアシナガバチとスズメバチでは対応が違い、
アシナガバチは有料駆除、スズメバチは無料駆除。
そのハチがどちらかは巣の形でもって判断するが
巣が見えていない状態でハチの姿だけでは素人目には区別が付かないから・・・等々。

山で生まれ育って半世紀、90パースズメバチです！と主張してはみましたが、
兎に角、お隣さんから担当部署に連絡を入れてもらわないことにはどうにもなりません。

そこで隣のおじさまに事情を話して直接、環境薬務課に連絡してもらいましたら、
どこでどーなったのか、アシナガバチかもしれんからとおじさまが二階の窓から屋根に登って
市販の害虫駆除スプレーでトライしてみる(*・∀・) b☆と言い出したのです。

おじさま、母だぬきより確か6コ上の御年84歳。

・・・イヤイヤイヤイヤ！！おっちゃん！おっちゃん、ちょっと待って！！

随分昔に実家を出て家族を構え、長い休みにだけ帰省する幼馴染みの顔が脳裏を過ります。

私がもう1回、薬務課さんに電話してみるから！
絶っっ対！！待っててよ (;@Д@;)！？

こうして、お隣さんと役所の間に立って調整し、なんとか担当の方にお越しいただく手筈に。
我が家のトイレの窓からお隣の屋根をぞろぞろ連れもって覗いた担当の方は一目で
「あキや！間違いない、キイロスズメバチです！」
せやろう(@Д@)！？

その後、おじさまから無事お宅の内側からの駆除、
大きな巣を撤去出来たとの報告をいただきました。

我々に害さえ無ければスズメバチが居てもどうということも無いのですが、
丁度、出入りしているお隣の屋根と我が家の縁先が斜め向かいで、
洗濯物を干す時もちょっと怖いし、
取り込んだ洗濯物に万一スズメバチが入っていたらと気が気でなかったのです。

そういえば一昨年、
窓の桟の隙間から飛び込んできたツマアカクモバチに刺されたのであった。

後日、涼しげに庭先を行くアシナガバチの姿を見掛け、
「・・・せやんなぁ～(o^ _ ^o)」
いつものおっきな独り言が出ました。

しまった。長いな・・・

行政によって違いがあるとは思いますが、
みなさまの御参考になれば幸いです(о´∀`о;)

③ノミダニ大戦争

野良にゃんこ母さんファミリーが住み替えした後も、
かすてらコンビはにゃんこたちが住処にしていた天井裏がどうしても気になるようで、
件の場所の真下にあるタンスの上を行ったり来たり。
「こりゃ！あかんで。また、ムイムイ着くで( ・`д・´)」
いくら注意を促してもコンビで入れ替わり立ち替わり、日に幾度と無く登り下りを繰り返します。

それで、これまで退去からこちらザッとしかしていなかったのを
よし、いっちょちゃんとやったろうかいとついうっかりと、
無防備にしみじみ掃除したのが運の尽きだったのか。
いや、もっともっと始めの内に厳重注意の上、然るべき対策をすべきところを
怠ったが故の致し方無い成り行きでしょう。

なんや痒いな～と思いながら一晩寝て起きたら、腹を捲って愕然です。
お腹から背中から、体一面が赤いドットの草間彌生さん作品風味になっておりました。
この形容、誇張ではなく、ほんまにほんまの、ウソ寒い真実です。

そんでもって、めちゃめちゃ痒い！！！！痒過ぎる！！
ダニ！？ノミ！？

這いつくばって布団から何から舐めるように睨め付けますと、
畳の上をぴょいん♪ と軽快に跳ねるアヤツを間近で目視。卒倒しそうになりました。
アゴの退化したクワガタかと見紛うＧや15センチ越えの百足は見付け次第無言で成敗するのに、この違いはなんなのだろうか。

新たな被害が出なくなるまでおよそ3週間、
トラ次を家に入れた時に大量購入しておいたスプレー『害虫ノンノン』をひたすらシュコシュコ撒いて
紙パック式の掃除機と強粘着のコロコロで起きてから寝るまで掃除に次ぐ掃除をエンドレス。
布団も部屋着もにゃんこベッドも、気になるものは手当たり次第に捨てました。

皮膚科にも2軒掛かりました。
「私大人やから我慢してますけど、これ大人やなかったら叫びながらそこら中走り回ってますよ」
と全く大人気なくどちらのお医者さんの初診でも
半ばキレ気味に同じ事を3回ずつ超早口で言い立てずにはおられない位、
痒くて堪らんかったんです。

結局、事の終息までにヤラレたのは手足30箇所以上、体50箇所以上。
飲み薬と塗り薬、痒み止めテープ、スプレー等を処方してもらいましたが、
痒いの堪えるのを頑張るので頭がずっと、痛かった。
痒い痒い連呼してお目汚し、すみません( ´- ω - ｀)
読んで下さって気分を悪くされたらごめんなさい。

でもまだ続きます。

私は当初ノミによる被害を疑っていたのですが、どちらのお医者さんも
『ノミにやられたらこんな程度では済まない』との見解でした。

冬を前にして、一応被害は無くなりましたが、我が家にはおチビ連れで弟家族がちょいちょいやって参ります。
ダニーはやわらかい肌を好んで刺すと申します。
せっかく遠方より遊びに来た折、チビたちにもしもの事態があっては悔やんでも悔やみきれませんので、
すっかりお馴染み環境薬務課さんで大阪府ペストコントロール協会さんを紹介してもらい、
そこから手配下さった害虫駆除業者さんは流石素早い御対応。
直ぐに現地調査に来て下さいました。

丁度消費税率アップ目前であった時期的にネット通販をばかすか利用しており、
毎日のように日本全国津々浦々から宅配便のお届けがありました。
ショップを経由して海外からの品もあったでしょうから、
ダニではなく、もしやそのルートで繁殖力が物凄く、尚且つ駆除が困難であるらしいと噂に聞く、
恐ろしいトコジラミがうちに入って来てしもたんでは・・・(;＞_＜;)！
とも怯えておりましたが、その点は調査でキッパリ否定していただけたので、
少しばかり、気持ちが落ち着きました。

ほんとは今直ぐにでも駆除に取り掛かっていただきたい。
私の心の平穏の為にも。

しかし、お外のにゃんこが天井裏に自由に出入り出来る状態のままでしても意味は無い。
今後も活用予定であったかもしれない野良にゃんこ母さんには申し訳ないですが、
にゃんこロードをクローズしていただくべく、
8月下旬に大工さん方に依頼してありました。
ついでにその他台所や縁先などの修繕も。

ですが、消費税率アップ前の駆け込み需要で職人さん方の手がイッパイイッパイとかで、
この10月初旬の時点では見積りすらまだ上がって来ていなかったのです。

駆除業者さんには事情をお話して、
こちらの準備が整ってから作業していただく手筈となりました。

どうも人当たりが良く見えるらしくて他所の方にはあまり信じてもらえないのですが、
私には対人恐怖症の気があり、人と話すのがかなり苦手です。
にこにこ愛想良く話しながらも、その実、疲労困憊。精神的にはもの凄く、疲れています。

なので、スズメバチ騒動も絡み、
野良にゃんこ母さんが立て籠ってからの一連の折衝事にはせいぜい、魂を削られておりました。
自業自得とはいえ、ムイムイの被害では色んな面で極限を迎えており、へとへとでした。

修繕の施工期間中については動物病院の先生に相談致しまして、
ゴン太とトラ次を施工現場ではない部屋でケージに入っていてもらおうと決めました。
トラ次のケージはそのまま使えますが、
ゴン太の今使っているケージは長い間入っていてもらうのには手狭だったので、
トラ次のと同じケージを新しく取り寄せました。
ですが、一旦組み立ててみたら数々の不備な点と不良箇所があり、
また分解して箱詰めしてメーカーに返送、
届いた代替え品をまた組み立ててみたりと、
普段ダラケきった生活をしている私からしてみればかなり頑張って、
施工まであと1週間。

母だぬきと
「「そろそろトラ次部屋の物を整理して別の部屋に借り置きしたりして行こうな～(о´∀`о)(о´∀`о)」」
と話していた矢先です。

④母だぬき大いに自戒する
「くぅ～～っ！！く～ち～惜しいぃ～～ッッ ( ;ﾟ;Д;ﾟ;; )！！」

11月の初旬、母だぬきが第11胸椎を圧迫骨折しました。

外出中、路上で派手に転倒。
あちこちすんごく痛かったけれども、
友人と会う約束をしていたのでそのまま待ち合わせの喫茶店へ。
コケたのを笑い話にしばらく談笑してから馴染みのカラオケ喫茶に移動したものの、
やっぱり身体中だいぶ痛かったので、
これ歌ったら帰るわ～♪と3曲目を熱唱中、失神して倒れ、救急車で運ばれたそうです。
私は各種検査を終えた母だぬきの、救急病院からの電話でそれを知らされました。

人騒がせにも程がある。
私のカイカイの治療なんぞ、それどころやなくどっかに吹っ飛んでゆきました。

脇の下から骨盤までのコルセットを着けて、
お医者さんからは全治に6ヶ月くらいかな～と言われています。
コケてから2週間ほどは身動ぎするのも難しく、
ひとりで寝起きも歩きも出来ず何をするにも介助が必要でした。

兎に角身体が辛いというのが一番先に立っていて、
本人もしゅん…と今だかつてない程参っておりましたが、
なんとか掴まり立ちが出来るようになったり、
少しずつ杖をついて歩けるようになったりと回復の兆しが見え始めるにつけ、
「なんであんなトコでコケてしもたんやろ！？
道路工事なんかしてて道が悪かったから！くぅうッそぉお～～ッ」
などと悪態をつく元気が出てきて良かったです(o^－^o)

介助に差し障りがあるので仕方なく、
ゴン太の大のお気に入りソファーも捨てることとなりました。
ごめんよ、ゴンスケ。

丁度、おチビの七五三の兼ね合いで赴任先の仙台から大阪に来ていた弟が
工事に入る前に丸1日手伝いに来てくれてたので大いに助かりました。
力仕事はもちろんですが、
私よりうんとこ細かい作業も丁寧で行き届いているのです( ^ o ^ ゞ

心情的には先延べしたかった修繕工事も材料の手配や大工さんの手の都合上、
予定通り進めていただき、11月中に無事、終えていただく事が出来ました。

となると、安静第一、体が不自由故にベッドの上でぐるぐる考え事ばかりしている母だぬきが
害虫駆除をしたい！するぞ！と騒ぎ出しました。

まだ工事の後の片付けも残っているし、始終気を張って疲れている私としましては
年が明けてからでいいんとちゃうの？お母さんもそんな体やねんしと思い、そう言いもしましたが、
口に出して申しはしませんでしたが、おチビたちがいつでも来れる状態にしておきたいのでしょう。
年内の早い内に絶っ対！やってしまう！と言い張って聞き入れません。

全国の末っ子の方々皆さま全てがそうでいらっしゃるとはゆめゆめ思いませんが、
母だぬきにつきましては嗚呼、こんな所が4人兄姉の末っ子よ… と遠い目になってしまいます。
長女の私、魂が出てゆきそうなため息を吐きつつ仕方なく、
駆除業者さんに連絡致しまして、
12月13日の金曜日に作業をしていただく運びとなりました。

⑤ノミダニ駆除顛末記
～おうちがえぇねんおうちでないとイヤやねん

薬剤を散布してから5時間は家を空けておいた方が良いという事で
予め父だぬきがデイサービスでお世話になる日を当て込みました。

当日、朝10時頃までに全部の作業をしていただき、
母だぬきと私はその間、
近くの、母だぬきのお友だちが働いていらっしゃるホテルで融通をきかせてもらい、
ベッドのある部屋をお借りして昼食と休息、
ゴン太とトラ次は動物病院で半日預かってもらっておりました。

ホテルからの帰り、その病院から引き取る際にゴン太はあっさりキャリーにインしたのですが、
トラ次がパニックになってナウシカと初めて会った時のテトさながら、
フーシャー！バッバッ！！が止まらなくなってしまい、病院のスタッフさんではケージから出せず、
私ならいけるか？となるたけ怖がらせないよう素手でトライしたのですが、
我を失ってるトラ次に左手の中指の付け根辺りを指をサンドするカンジに強か噛まれただけで
トラ次はケージと同じ部屋の、底にブロックを噛ませて置かれていた洗濯機の下に潜り込んでしまいました。
そこからまた洗濯機の外側と洗濯槽の間に入り込み、ぐいぐい上へ上へと登ってしまい、
尻尾の先すら見えなくなってしまいました。
30分程トラ次の名を呼びながら粘りましたがどうにも出来ず、
座っているのもしんどい怪我人も居るものですから
我々は後ろ髪引かれながらゴン太だけを連れて一旦帰宅。
トラ次はそのまま一晩、洗濯機に籠城しました。

母だぬきとゴン太を家に置いて直ぐ、
私はいつもお世話になっている整形外科さん(金曜日の17時過ぎで診療時間中の形成外科は近くに無かったのです)で
点滴してもらい、抗生剤の飲み薬を処方していただきました。
猫ひっかき病の経験有り。
にゃんこに噛まれた場合の処置については
重々、留意しているつもりでおりました。

翌日(土)の朝から動物病院に行って主治医さんと私立ち会いの元、保護再トライの予定でしたが、
病院に至急処置しなければならない急患のコが入ったとの連絡があり、
午前中は私の病院にだけ行って、点滴をしてもらいました。

時間が経つにつれ噛まれた左手の腫れ具合はどんどん増し増しておりましたが、
過去、何回か先代ミースケに噛まれて高熱を出したこともありますので、
その時はまだまだ弟への現状報告で
患部の写真を角度を変えつつ撮ってみたりする余裕がありました。

夕方からの診療時間に動物病院に行くと診察室に通され、
部屋の台の上には預けておいたキャリーが乗っていて、その中にトラ次が入っていました。

厳重にガムテープ貼りされたキャリーの窓を半泣きで覗き込んでいると
「…あれ？おばちゃん？」みたいに寝ぼけ眼のトラ次が
それでも一生懸命、何度もゆっくり、瞬きます。

結局、トラ次は鎮静剤を使って保護されたそうです(朝の電話で母だぬきが鎮静剤使用の許可を出していました)。
洗濯機に潜り込んでなったのかどうなのか、
右目には縦にうっすら、筋少時代の大槻ケンヂさん風な傷が入っています。
左後ろ足は先の方がかなり血にまみれていて、これは家に帰ってから気付いたのですが、
爪も変な方向へ曲がってしまっていました。

トラ次ちゃんはお薬を飲めないコだから、通院してもらえれば抗生剤を注射します、
その際の費用はいただきませんと言われましたが、
絶対に病院に連れて行くこと自体がトラ次のストレスになるので、
御提案は遠慮してうちで様子を見ることにしました。

母だぬきも私も、トラ次はまだ混乱してるだろうから家でも暴れてしまうかも・・・と懸念し、
用心の為、ゴン太を先にケージに入れてからキャリーを開けると、
サッと扉から飛び出たトラ次は足を痛そうにしながらもいつもの茶碗かごの上になんとか乗り上がり
ふー…と大きな息を吐いて体をゆったり低く伏せました。
窓から外を眺めるのはいつものトラ次で、
我々、へなへなと体の力が抜けました(Ｔ＾Ｔ)(Ｔ＾Ｔ)

弟がうひゃうひゃ笑いながら
これわしの携帯に送って！と言ったトラ次嬢。
拡大したので画像が荒いです。
あいつ、だいぶマニアやな。

本ニャン満身創痍ではありますが、トラ次が何とかうちに帰って来れたのもあり、
必要な家の用事も済ませ、ホッとひと息ついた深夜2時、
今度は自分の手の状態が気になり出しました。

腫れは手首より上まで広がっていてどす赤黒く、もう完熟トマトか夜店の水風船のようにぱんちくりん。
針のひと刺しで弾けそうな細かなちりめんジワが出来ていて、
普段より2割増しの太さになった左手の指の関節はどれもほとんど曲がらなくなっていました。

コレ私、大丈夫なんか。

俄に不安になって、
救急で病院に掛かるべきかどうか相談する『救急安心センター』という所へ問い合わせ症状を述べますと、
朝まで待たずに直ぐに診てもらうべきと電話口の看護師さんに諭されまして、
真夜中ですが、隣の市の救急病院に行きました。

そこで画像を撮ったり血液検査したり、エコーしてもらったりした結果、
噛まれた傷口の大元2箇所を切開して広げ、そこから器具を挿入して、
中に溜まっている悪いものを掻き出す処置をしてもらいました。
↓正にこんな感じです。

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.excite.co.jp/news/article-amp/E1470375963366/%3Fusqp%3Dmq331AQNKAGYAY619_Gs5Z6NJQ%253D%253D

菌うんぬんについては、何も言われませんでした。
私の場合、持病による免疫力の低さから、往々にして重篤化してしまうような気が致します。

後日、
お口に何のトラブルの無い猫に噛まれた時は熱も出たし腫れたけれども、ここまで酷くはならなかった。
今回は口内炎や歯周病のある猫に噛まれたから、この様になったのか。
お口に菌の有る無しで噛まれた時に症状に違いが出たりするのか。
その辺りを診察時、お医者さんに訊ねてみましたが、
「ん？猫に口内炎とか歯周病とかあるんですか？」と
至極一般的な、にゃんこに興味の無いニンゲンのお医者さんの反応をいただくに止まりました(;´∀｀)

全部の処置が終わって会計をしましたら始発電車が動く時間になっていて、
電車で一旦帰宅して仮眠、その日の夕方にまた、点滴に行きました。

それから何回か通院して、手の甲はなんとも言えない色のままですが、
今はほぼほぼ、前のように動くようになっております(о´∀`о)♪

ただ、傷口が指の付け根なので、布巾とか雑巾とかを満足に絞ったりが出来ず・・・
私がこんななので、母だぬきもぼちぼち、家事を頑張ってくれてます。

2019年 8月末から年末に掛けて、
もーいったいぜんたい何本立てやねん、
東映まんが祭りでもこんな盛り沢山やなかったぞと力無く憤りつつ、
寄せ来る荒波をアップアップと掻き分け続ける約4ヶ月間でした。

何よりしんどかったのが、
のべつまくなく奇天烈な言動を発し支離滅裂な行動を取る父だぬきへの対応。
いつもは母だぬきと二人でしているところを
母だぬきの介助、見守りをしつつひとりでするのは手に余り、
これか、これが噂のワンオペなんかと途方に暮れました。

もぉほんま、2020年は勘弁していただきたい・・・(ＴДＴ)

トラ次の怪我も、お顔の傷は割と直ぐに消えて無くなり、
足の方は見ようとするとサッ！とお腹の下に隠されてしまうので確と目で確認出来てはおりませんが
かなり日にちは掛かったものの、患部の臭いから、傷口自体は塞がったようです。
それでも爪は変に曲がったままで、本当にかわいそうな事をしてしまいました。

帰ってしばらくは食もあまり進まず、しょっこりとやつれておりましたが、
今ではご飯もおやつももりもり食べてふっくりふくふくが復活して参りました。

かすてらコンビの腹時計は電波時計並みに正確で、
ご飯タイム、おやつタイムの盛大なアピールはうっかりうとうとした時の目覚まし代わりにもなります。

トラ次もすっかり、うちのコになりました。

外出する私の後に着いて玄関先まで来ていても、
「トラ次～～」
母だぬきの一声で
「あ。母さん呼んでる～(=ﾟωﾟ=)」
みたいに体を振り向け顔を上げ、
家の奥、台所の方へと長い廊下をてこてこ戻って参ります。
ピンと伸びたシッポがとても、愛らしい。

トラ次の家猫修行を応援し、見守っていて下さった皆さま、本当にありがとうございました。

ゴン太とは変わらず、トムジェリ感満載ですが、
トラ次部屋の工事からこちらトラ次のおうち(ケージ)をみんなの居る仏間に持って来た事により、
ちょっとだけ、距離が縮まったような気が致します。
鼻ツン挨拶し掛けて、でも寸前で止める、という、
見ている我々がもだもだする光景にも
極々希にお目に掛かれるようになりました。

ゴン太といえば、以前はストレスがあると体をしつこく舐め舐めし、
挙げ句、毛を抜いて大きなパゲを幾つもこさえてしまうという困ったクセがありましたが、
トラ次と過ごすようになってからパゲ職人はとんと鳴りを潜めて、休業中。
パゲ作りより、トラ次の動向が気になって仕方がないらしいです。

外にいるトラ次のお世話をし始めた頃に発していたストレスの証である、なにやら青臭いようなすいか臭も
修繕工事中のケージライフ時こそまた少々醸しておりましたが、
それ以外ではほとんど気にならなくなりました。

季節の変わり目にトラ次と競ってブラッシングしたお陰でしょうか。
例年より、毛艶も一層、艶々のふこふこで
柴猫加減にますます磨きがかかっております。

トラ次が洗濯機に籠城した日、
ゴン太がひゃ～ひゃ～鳴きながら、家中トラ次を探し回ってた！と鼻息荒く母だぬきが申すのですが、
その時、病院で点滴していた私には到底信じ難く、
「え～またまた～ (о´∀`о)」
へらへら笑うばかりです。

お互いが超の付く甘えん坊。
だから故、なかなかに難しい歩み寄り。
そりゃあ、近付いてくれればこの上ない喜びですが、ずっと平行線でも構いません。
新しい季節を一緒に迎えてゆければなぁ～と思います。

お正月からちょこちょこと、
はしょったつもりでいても、やっぱり長いですね ( ;´∀｀)
4ヶ月分書いてしまった・・・

クセの強い長文にお付き合い下さり、ありがとうございます！

今年もどうぞ、よろしくお願い致します。

皆さまとかけがえのないかわいいコたちに、良き一年でありますように。