保護猫を家族に
友人夫婦が保健所から犬を迎えた事を切っ掛けに、いつか保護猫を家族に迎えたいと思うようになりました。それが今から大体10年くらい前の出来事です。
ちなみに猫がいいと考えたのは、私が世人より若干体力で劣るためです。
散歩が不要な分、より確りと、きちんと、最期まで寄り添いお世話できるのは猫だと結論付けました。
しかし当時の私は日勤夜勤が不規則で、長い時は14時間ほど家を空けてしまう。
加えてまあ悲しいことに安月給でもあり…etc.
これでは絶対幸せに出来ないな、と思い、お迎えしたい気持ちをグッと抑えました。
それでも今は転職し、給与も随分とアップしました。
日勤+在宅勤務で一日中家にいるようにもなりました。
私事ですが、諸事情により結婚も出産も可能性は絶無と判断しています。
なので、いよいよ保護猫お迎えに向けて本格的に行動しようと思ったわけです。
初恋は突然に
手始めに「どんな感じ(雰囲気?)なのかな」と思いながら某里親募集サイトを覗きました。すると、そこで「この子と家族になりたい!」と、ある猫さんに痛烈な思いを抱いたのです。
元より成猫希望でしたが、その子は推定6歳。
更に幸いなことに、単身者も応募可能。
「この子を最初で最後の家族に迎えたい!」と、それはもう切望の強度で思ったものです。
痛恨の「ペット不可」
しかし「どんな感じ(以下略)」な気持ちだった私は、まだペット不可の物件に住んでいました。これはいけない。
いけないので同日からペット可物件探しに注力し、翌週には新居の契約を結びました。
引越しの日程も決まり、あとは転居するだけ。
そんな息継ぎなしでクロール50mぶち泳ぐような約3週間の中でも、ブックマークしたあの猫さんの募集記事を毎日見に行っていました。
一方的ながら、めちゃくちゃ気力を貰っていました。
結末
私が見つけた募集記事は、応募者がいないまま募集期間を終えていました。※ペット可の部屋に住んでいない(=あらゆる準備が整っていない)状態で問い合わせてもご迷惑になるかと思い、問い合わせも応募もしていませんでした。
ですが次回の譲渡会に向けてでしょうか、そのこの子の募集記事が新たに投下されていたのです。
私はその子に会いに、その団体様の次回の譲渡会へ行く気も満々でしたが、それはそうとして、新しい方の募集記事を拝見しました。
「単身者不可」
???
「単身者 不可」
かなしい……
前回の募集記事(ひと月前が募集期間)にはなかった「単身者不可」表記。
それを見たのは、次回譲渡会、その前日。
かなしい…… …
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