お互い子猫の頃は私たちが遊んであげると、ただただ夢中で
おもちゃを追いかけまわすだけだったのですが、
月日が経つにつれそれぞれの遊び方にも個性が出てきました。
同じようにじゃらしや紐で遊んでいると、たえちゃんは相変わらず
おもちゃ単体に狙いを定めてハッスルしているのに対し、
なちょすはおもちゃを動かしている私たちの手や、棒の根元を
狙ってくるようになりました。
初めて猫を飼った私にとって、この違いはちょっと不思議です。
なちょすは、おもちゃは私たち飼い主が動かしているから
動いているんだ、と自覚して遊んでいるんでしょうか。
逆に、たえちゃんにとっておもちゃは、時々動く生き物みたいなもので、
遊んでいる時は私たちが動かしているだなんて意識していないんでしょうか。
それを裏付けるように、おもちゃを咥えてきておねだりをするのは
いつもなちょす。
たえちゃんは遊んでくれと催促したことが一度もありません。
なちょすは私たちに頼まなければ、こいつ（おもちゃ）は決して
自発的に動くことがない、と理解しているんですかね。
（そういえば、投げたボールを咥えて持ってかえってくるのも
なちょすだけだった…うーん、不思議。）
猫と一緒にいて、猫のことを考えると、
私たちにとって普通の日常も、猫の目線からすると全然違ったものに
見えているのかなぁ、なんて日々考えさせられたりして面白いですね。
ぺったん したユーザ
ぺったん
