実は・・山で保護したのは猫ばかりではないんです。

2017年9月21日(木) 723 / 10

平成9年4月に　飼っていたウサギが亡くなって　娘達が公園、貸農園、古墳のある山へ埋葬しに行った。
そこに　人懐っこい大きな犬が居たと言う。
1週間後　娘達がお花をあげに行くと　又　その犬が山から出てきたそうです。
それから1週間後に　娘が　

「その犬を見に行こう　普通の犬ではなく　綺麗な犬だった。」　と。

私は3度も偶然に出会うことはないと思いながらフードを持って車で行きました。
すると娘が

「あの子！　　あの子！　・・・」

本当に居ました～。
山道で車を止めて降りると　尻尾を振って走って来た。
フードを置いたら　必死で全部たいらげて　しばらくして頭を下げながら　トボトボ淋しそうに
山の中へ入りかけたので

「おいでーー！！」

と呼んだら　くるっと振り返り凄いスピードで走り寄って足元にゴロン。
お腹はえぐられたようにガリガリなのに妊娠していました。
あまりにも可哀想で　車のドアを開け

「乗る？？？」

と言ったら　飛び乗った。
体はドロドロで土が固まって毛色が判らないくらい・・・
そして　モーレツに臭い！！
家に着いて　すぐ風呂場でシャンプーしたら　光沢のある綺麗な毛質
イングリッシュセッターのミックスでした。
家の先住犬にも猫にもとても優しく穏やかな子。

その日の晩　主人が会社から帰って来て

「どうしたん？　　この犬？？」

「拾ってきたんやでーー」

結局この犬は飼い主が判らず我が家の犬になりました。

名前は　ホリー　と名付けました。