ウリちゃんのその後です。
保護した2015年10月7日
2015年10月31日 動物病院の帰り その知人と道でばったり出会いました。
保護した仔猫の健診に行ってきたことを話すと その知人はアメショー柄の子を欲しいと言ってくれました。
その方はずっと三毛猫を飼っていましたが亡くなったそうです。
そして翌朝 家に電話がありました。
「今から 仔猫貰いに行くわ！」 と。
「え～ 車もバイクも乗らないのにどうして連れて帰るの？」 と聞くと
リュックに入れて自転車で連れて帰るという( ﾟДﾟ)
「無理！ 無理！ 逃げる！！
私が連れて行くし 馴れるまでケージお貸しするから馴れてからフリーにしてね。」
とお願いしてお届けしました。
それから 1か月後の事です。
ちょうどその時期里親募集していた 情報誌「ぱど」の配布があったため 5件の問い合わせが
ありました。
茶白のレイは12月5日にトライアルが決まり 6日には最後の1匹も見学が決まっていました。
そこに 5日に1件の問い合わせがありました。
大学で心理学を学んでおられるとのこと
一瞬 若い学生さんかと思い メールでやり取りしましたら 某会社の社長様でした。
そして まだ2匹は決定ではないので結果が出るまでもう少し待って頂けないかとメールしました。
すると 「次の連絡を楽しみにしています。」 と返信ありました。
そして5日晩 1か月前に知人宅へ届けたウリちゃんの事がずっと気になっていたので 電話しました。
「もう 馴れた？」 すると知人は
「あかん！！ 階段下の押し入れに入って ご飯とトイレの時だけ出て来て 後はずっと押し入れの中」
だと言う。
主人が 「こんな人馴れせん猫 捨ててこい！！」 と言うねん・・・と。
いくら私と知り合いでも 主人が言った言葉をオブラートに包まず そのまま私に言うかーヽ(`Д´)ﾉ
情けないやら ウリちゃんが可哀想で涙は出るし その夜は寝ることが出来ませんでした。
翌朝6日 連絡を待ってくださっている里親希望者様にメールしました。
ウリちゃんの事情を説明して 知人宅へ引き取りに行きますので この子も候補として検討して
頂けないかと写メ5枚を添付して送信しました。
すると 「嬉しいご連絡 ありがとうございます。」 と。 嬉しかったです。
そして 知人宅へ行き 捕獲器を御飯とトイレの横に設置して 最後の子を大阪へお届けしに行きました。
夕方には ウリちゃんが捕獲器に入ったと電話が入り、晩引き取りに行きました。
知人宅から引き取った夜
ウリちゃんを車に乗せる時 知人は「あと 1ヶ月位様子見ようか？」 と言いましたが
私は 「もういいよ あんたとこには合わないんやから・・。」とはっきり・・・。
あんなご主人の言葉聞いて 「はい！ そうですか」 と置いて帰る人いるでしょうか？
家に帰って すぐウリちゃんの写メと共に連絡しました。
「今 ウリちゃんを引き取って帰って来ました」 と。
なんと 翌日には 家に来てくださいました。
2015年12月30日 里親様宅にて
そして 今 ウリちゃんはその里親様の元でのびのびと幸せに暮らしています。
里親様宅玄関にて
レイちゃんも 里親宅から脱走し44日間も辛い目したし、
ウリちゃんも真っ暗な押し入れ生活約30日間辛かっただろうな・・・。
回り道してしまって・・・ごめんね(´；ω；`)
保護する方々には解って頂けると思いますが このような命が縮む思いが何度かあります。
でも やっとの思いで保護した子達ですので必ず幸せになってもらいたい。
その 一言に尽きます。
今でも その知人と 出会うときもありますし電話でお話もするし 以前と変わりありません。
今年1月12日現在 体重4.6ｋｇの立派なウリちゃんになったと連絡いただきました。
体重管理もしっかりしていただき 本当に 有難いです。
里親様 これからも ウリちゃんのこと どうぞよろしくお願いいたします。
ぺったん したユーザ
ぺったん
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