アタシ、何をしに行ったのだろう？

2016年9月3日(土) 2016-09-03T18:32:42+09:00

• ベンガルカッコいい

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今月２４日に、私、子猫殿迎える運びとなりました。

で、猫飼うなら飼う前に是非家に遊びに来い。と催促されていた友人のところへ、台風の影響も出てないし、仕事も思ったより今日は早く上がれたしで、ちょっくら行ってきました。

先に知っていた情報と言えば生後８か月、雄雌お一人様ずつで両者少々大柄で病気もなく元気。って事だけ。

ピンポ～ン♪ガチャ。

友）「適当に上がってや～。」

私）「うん、そうするわ。」

上がったとたんに、何やら飛んできたで来ました。虎の子の様なのがお二人様…。

私）「でか～、っつうか、子猫詐欺ちゃうん？」

友）「何言うてんの、生後８か月やで。」

私）「あの～、もしかしぃて、これってベンガル違うの？」

友）「さすが猛獣使い！すぐわかったな。」

そうなんです、わたし、カナダ、アメリカ、ロシアで猛獣と猛禽類の飼育と調教の勉強してたんです。担当したことのあるのはライオン、トラ、ヒグマ、豹、鷹、フクロウ、（当時の相棒は馬でした。現在は乗馬クラブでローン２５０万組んで１頭飼育しています。乗ったりもしています。週に２，３回ぐらいしか行けませんけど。）その他諸々です。でも猛獣使いは多分関係ないと思います。

私）「本物のベンガルの子見るの初めて～、顔だけは幼いな～、けど、成ネコレベル違うよな～、このでか　　　　さ。」

友）「で、いきなり本題やけど、今日爪切り手伝ってほしいのよ、明日獣医さんのところに行くのよ、二人と　　　も。ごっちゃんは（雄）去勢先月してもらったけど、定期健診あるのよ～。でマサコ⤴（雌）｟呼び捨　　　てかよ｠は避妊手術の相談があるの。」

私）「ええけど、普通獣医さんが切ってくれるよ～。」

友）「まぁ、やってみればわかるわ！（ちょっとキレ気味）」

私）「わかったわ。爪切り貸して。」

パチン、パチン。２人とも無事何事も無く終わりましたけど～。うっとり喉をゴロゴロ言わせて。

友）「うそ！獣医さんに威嚇しまくり噛みつきまくり、大暴れよ。うちでさえ、誰かに手伝ってもらわなけれ　　　ば全然できないんだけど…。家を縦横無尽に走り回るし…。今度からあんた呼ぶわっ。」

私）「そりゃいいけど、飼いだしたら当分はうちの子でいっぱい×２だよ。」

で、その後、まるで私の子みたいに二人ともべったりまったり、していました。

友人によると、今まで友人以外になついたことがないらしいです。そして大暴れをしてケガをさせるのが定番とかで、段々自信を失って誰も呼べないって感じになっていたんだとか…。ちょっとノイローゼ気味だったのかもね、本当は綺麗でカッコいくて可愛い相棒二人をいろんな人に自慢したかったのに出来なくなってて。

私）「ちょっと構い過ぎなんやと思うわ。猫には猫の世界があるし、ベンガルは運動は一緒に大いにやらなけ　　　ればだけど、あとはあんまりやり過ぎると、ストレスになるよ。ま、その個体にもよるけどな。オウム　　　ちゃうんやから何べん同じこと言うて聞かせても人間ペースにならないのも猫やし。最低限やるべきこ　　　とが出来てたら放ってても大丈夫よ」

で、その後、うちがかかりつけになるであろう獣医さんと友人のお世話になっている獣医さんが同じで、しかも獣医さんが同級生やったという話で盛り上がり、

私）「卒業式の前日に借りてた消しゴム、新品のやつ買って返しとこ！」

友）「え？それはもう覚えてないんと違う？」

私）「そうかな？それでもまだ返してないし。ええの。やっぱ返すわ」

友）「運命って不思議やね～。」

そうやね。ほんまやわ。けど、あたし一体何しに来たんだ？と思いながら帰路につきました。

玄関まで二人ともお見送りも来てくれて寂しそうにしてたので、ちょくちょく遊びに顔だそっと！