猫と雪 - ★えりかさんの猫日記

猫と雪

2005年12月22日(木) 353 / 4

猫にとって雪とは、どういう存在なのでしょうか。

うちの猫達は完全室内飼いなので、直に雪と接する機会はあまり無いのですが、
窓際で、降っている雪をじっと見ていたりとか、空気の入れ換えのときに
網戸からちょっと吹き込んでくる雪を不思議そうにいじっていたりなど
彼らも雪には並々ならぬ興味を抱いているようです。

まず、こま。
こまは雪を虫か何かだと思っているようで、よく窓際で雪を威嚇しています。
なんだか今日は冷えるなと思っている時に、窓際から「ｶｶｶｶｶ」と猫の威嚇声が
してきたら、十中八九（この言葉を「じゅっちゅうはっく」で変換したら
漢字になりませんでした。正しくは「じっちゅうはっく」だったんですね
今更ながら知りました。）こまです。降ってきた雪に威嚇をしているのです。
あのちっちゃい頭の中で、「これは何か威嚇すべき危険なもの」と答えを出して
いるんですね。猫ってなんでこんなにいちいち愛おしいのでしょうか。
雪の降る中、こまを抱っこして外にでると、例によってこまは雪にネコパンチを
くらわせます。そして、雪をつかまえると手のひらを見て獲物を確認するのですが
そこは雪の事、もうこまの体温で溶けています。するとこまは不思議そうな顔をして
ざりざりと、獲物を捕まえたはずの手のひらを舐めだすのです。

あとの二匹は、雪が降ろうが槍が降ろうがあんまり興味を示しません。
この兄弟には、好奇心というものが欠けているのでしょうか。
「好奇心が猫を殺す」という言葉がありますが、その言葉が本当なら
この兄弟は不死身です。

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