悲しいお知らせ

2017年10月2日(月) 590 / 6

何から書けば良いのか…どこで判断を間違えてしまったのか。
本来なら凄く嬉しい気持ちでいっぱいの日記を更新する予定だったのに。
まだ、頭が混乱していて纏まりのない文章ですが…悲しいお知らせがあります。

以前より、里親募集をしていたチビちゃん。
ネコジルシでは里親さんが決まらず、二週間程経過した辺りで他の里親募集サイトでも募集をかけたところ、程なくして県内の方から連絡を頂きトントン拍子に里親さんが決まりました。

お母様と暮らしている年配の男性の方で、3ヶ月の先住猫がいるお宅。
譲渡日まで小まめに連絡を取り合い、
譲渡契約書にサインして頂くこと。
ワクチンの接種、避妊手術をいつまでに完了すること。
『完全室内飼いで、脱走防止に努めること』
愛情をもって一生涯面倒をみること。
避妊手術後に写真つきで報告してもらうこと。
すべて同意してもらい、10/1(日)、ご自宅までチビちゃんを連れて行きました。

動物を飼うのは先住猫の3ヶ月の子が初めてとの事で、確かにあまり扱いは慣れていないようでしたが、猫用ゲージ、トイレ、フードなどは揃っていて、尚且つチビちゃん用の先住猫ちゃんとお揃いの首輪まで用意してくれていました。
ですが…

今日の夜、電話が鳴り出てみると。
チビちゃんが、軒下から脱走してしまったと。

?
⁇
どういう事？
昨日の今日で⁇

訳が分からず、事情を聞いてみると。
今朝PCのアドレス宛にメールがあったのを私がチェックしていなかっただけで、実際は譲渡日当日の夜に脱走させてしまったと。

里親さんの話では、軒下は本来なら出られるような場所ではなく、チビちゃんが無理矢理突き破り、凄い勢いで逃げて行ってしまったと。
昨夜と今日の夜も近所を探しているけど見つからないみたいで。

確かに、連れて行った時は知らない場所に怯えて私の膝の上で縮こまってしまっていました。
でもそれは想定内の事で、今日は落ち着くまでそっとしておいて、時間をかけてゆっくり新しい飼い主さんや環境に慣れてくれれば。
そう思っていたのに。

まさか、譲渡初日にこんな事になるなんて。

先住猫の匂いのするゲージに閉じ込めておくより、室内の隠れられる場所の方が安心すると思っていたけど…あの時にチビちゃんの方をゲージに入れておくべきだった？

契約書を一緒に確認している時に脱走防止について同意していたし、更に念を押したけど、先住猫が既に一度脱走したと聞いた時に辞めておくべきだった？

連れて行く前にお昼ご飯を食べさせようとしたけど、いつもと違う気配を察知して殆ど食べなかった。
時間が迫っていたから、止むを得ずそのまま出発してしまった。
今頃お腹を空かせて鳴いているはず。
こんなことになるなら普段から分量なんて計らずもっと肥えさせておけば良かった！！

起きてしまった事をうだうだと悩んでも仕方ないのは充分承知していても…正解が分からず辛いです。

とにかく脱走は飼い主の責任。
全力で探してもらうしかない。
うちにいた頃の写真を送って、近所に迷い猫の張り紙をしてもらう。
庭にご飯と水を置いて、食べに戻ってきて来るよう誘導する。
あとは、餌入りの捕獲器を設置しておく…くらいしか今の私には思いつきません。

見知らぬ土地で迷子になって丸一日。
今日は１日中雨模様…
お腹を空かせて泣いていないか、車に轢かれたりしないか…心配です。

もしこのまま行方知れずになってしまったら、私の判断ミスでこの子を不幸にしてしまった後悔しか残りません。
どうか、無事に見つかってくれますように…

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