桃母さんが完全家猫になって1週間が過ぎた
「少しずつ家猫修行」の為に取り付けていた
外への出入り口扉も次第に使わなくなった
（最後はぽん太専用の扉になってたけど…）
扉を取り外し完全室内になったとたん
外へ出る事が出来なくなったのが解ったとたん（出なかったのに…）
おーん おーん…
なおーー…ん なおーー…ん
昼間も 夜中もなき続け
カリカリ…カリカリ…と出入り口扉があった場所をひたすらカリカリ…
時には脱走防止のワイヤーネットに登ってみたり…!!( ; ﾛ)ﾟ ﾟ
そんな日も 少しずつ家猫修行の為か
2、3日で落ち着いていった…
そして少しずつ 保護部屋から
みんなが居るリビングへ…
スンスンしながら 猫さん達とも上手に挨拶
疲れたらまた、保護部屋に戻る…の繰り返し
桃母さんのペースに合わせてゆっくりと
なれていって貰いました(*´-`)
家猫さんになって数日たったある日
リビングでお腹を出してイビキをかいて
寝ている桃母さん…
もう すっかり家猫さん…
私の家族…
ここは桃母さんのお家…
もんちが亡くなって桃母さんを家族にしよう
って決めてから1年ちょっと…
こんな姿をずっと想像してた…
嬉しい光景….+:｡ ヾ(◎´∀｀◎)ﾉ ｡:+.
そしてぽん太も…(*´-`)
ところが… 私の不注意で
最低ー最悪ー私バカバカな事が起きたんです
朝の6時頃 桃母さんとぽん太にご飯をあげた
みんなも食べ終わって
お皿を回収…
我が家はみんなご飯を食べる場所が決まってます
早食いの子
マイペースな子
もなかちゃんは ウンコのお薬を混ぜて
ウンコが出やすいご飯を食べてます
桃母さんとぽん太は 落ち着いて食べれる様に 保護部屋で食べます
ところが 保護部屋に居るはずの
桃母さんとぽん太の姿がありません…
小さな部屋なのに
他に隠れる所は無いはずなのに…
ハウスにも居ない…
え？！と思って窓を見てみると
開いてる…
窓が 開いてる…
一瞬で サーーーーー…と
血の気が引くのがわかった…
１週間前出入り口を取り外し
窓が開かない為のストッパーをつけるの忘れてた
そして前の日 天気が良く網戸にしていた
鍵をかけていなかった…
きっと少しの隙間から外の匂いがして
カリカリと窓を開けたのかも…
朝の忙しい時間帯に私の頭は大パニック
今まで積み重ねて来た計画が
ドドドーーーーと崩れ落ちてく…
帰って来なかったらどうしよう
交通事故に遭ったらどうしよう
外を見てみると…
居た！！
直ぐそこで
桃母さんが メダカの鉢でお水飲んでる！
こういう時っていくらなついてる猫さんでも
逃げるって聞くから
桃… もも…と呼びながら
体勢を低くして そーとそーと近づく
大丈夫逃げない
そして開いてる窓から桃母さんを入れ
今度は忘れずストッパーをかける
そして ぽん太が居ない
ぽん太の名前を呼びながら
辺りを見るけどぽん太の姿は見えない…
久々に出たお外で縄張りが荒らされて無いかパトロールに行ってるんだ
もう少ししたらきっと帰って来る
そう思いながら家の事をするけど全く
手につかない…ソワソワ…ドキドキ…(illﾟдﾟ)ﾉ
度々外に出てみるけど姿はない…
しばらくして 玄関先にいるのを
旦那が見つけて私を呼んだ…
そーと玄関を開ける
「ぽん太 おいで…」 ぽん太後退り…
ダメだ ニゲラレル…
しっぽをブンブン振ってる
「ぽん おいで…」一歩踏み出し手を伸ばす
ぽん太 私の前を一目散に走って逃げる…
ドスﾄﾞｽドスﾄﾞｽ……ドスﾄﾞｽドス…
頭のなか真っ白…
冷や汗タラタラ…
自家用車の下から出て来ない…
しつこく追い回すのはやめよう…
遠くに行ったら大変…
私を見て
「捕まえてみーにゃさーい へへ～んだ」
と言ってるかのように
しっぽをふりふりしながら近づいて来るのに手を伸ばすと大きな図体で
ドスドスドス…ドスドスドス…と逃げる
(イメージです…去勢前ですが…)
ダメだ…
時間は刻々と過ぎていく…
旦那も仕事へ…
私も仕事に行かなきゃ 今日は休めない…
何でこんなときに…
せっかく家猫になれたのに…
家猫さんになりたくて
家猫修行に便乗してたんじゃ無いの？？
なんで 逃げるの？
私の不注意なのに 逃げるぽん太に苛立ち
焦りが増す
今の時間は通勤時刻で一番車が多い…
絶対捕まえないと…
早く捕まえないと…
ぽん太は敷地からまた居なくなった
捕獲器だ… 捕獲器使おう…
食いしん坊のぽん太ならきっと入ってくれる
入ったら子供（春休み）に連絡してもらおう
しばらく使っていない捕獲器を出して
なんか滑りが悪いな…と
ガチャガチャやってると
お隣の敷地にぽん太の姿
座ってこっちを見てる
焦るな…焦るな…
知らない顔で捕獲器を構ってるフリ
「ぽん…」と呼ぶと
「なぁー…」と小走りに私の方へやって来た
その手には乗らないよ…
騙されないから…
どうせ「逃げよ」…って思ってるでしょ？？
桃母さんの大好きなチーズ持ってるんだ
桃母さんの大好きなものは ぽん太も大好き
知らない顔で私の近くにチーズを置く
来た…… スンスンしてる
背中側からそーと手を伸ばし
焦る気持ちを抑え 頭を撫で撫で…
そして首もとをそおーと掴み
グッと捕まえ持ち上げた
重っ！！
ぽん太 捕獲！！
身体の力が一気に抜けた…(´д｀|||)
何か シュッシュッ…って沢山お水かけられたにゃん
（バイオウィルかけまくりました）
あ～～あ…って言ってるような顔…
ぽん太 約2時間の脱走劇…
ほんのちょっとの時間かも知れないけど
これがこの子達の命取りになってたかも知れない…
そう考えると本当に怖くて今でもあの
感情は忘れられない…
しかも 私をからかってるかのように
私の前をドスﾄﾞｽドス…ドスﾄﾞｽドスと逃げる
ぽん太のまるまるした
後ろ姿は忘れられない…
(*´,_ゝ｀)💢💢
家の中で あんなにベッタリな子でも
お外へ出たら まるで別猫、知らん顔…
簡単には捕まえられない…
脱走…本当に怖いです…
家族に毎日口うるさく言ってるのに…
私 反省しました…
ぽん太も桃母さんも
まるで何事も無かったかのような
のんびりした姿……
私 ぽん太や桃母さんの幸せ
一番に考えてるんだよ
そんなことなんて 解って無いのかなぁ…
無いかもねぇ…(*´,_ゝ｀)
桃母さんの為に作った
愛情たっぷり段ボールハウス…
ここまでされると
こわっ(´_ゝ`)))
ぺったん したユーザ
ぺったん
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