レオンとの出会い

2019年10月7日(月)

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レオンの母親はうちの屋根裏に住みついてしまった野良猫だった。

シーズンもあってすぐに妊娠をし大きいお腹になってから数週間後三匹の子猫を産んだ。

最初はまー、面倒見てくれるだろうと思い何も手を出さなかったが産まれてから1週間ぐらい経ち子猫達がなかなか鳴き止まず少しずつ声が弱々しくなっていってる気がした。

慌てて屋根裏に穴を開け近くにいた二匹は保護したが、もう一匹がどうしても見当たらない。

野良猫が警戒して隠したんだろうか…。

とりあえずほぼ死にかけになってる二匹をどうにかしようとネットで情報収集して

体温調整ができないからペットボトルにお湯を入れて体温戻そうとしたり
自力でミルク吸ってくれないから半無理やり口に入れて飲ませようとしたり（市販のミルク）

出来る限りでは尽くしていたが数時間して回復する様子が見られなかった。

どうにか助けてやりたいそんな思いで動物病院に行く事にした。

家から30分以上離れており車での温度にも注意を払いながらどうにかたどり着いた。

二匹の様子を見ると一匹は鳴くぐらい元気が残っていたがもう一匹はグッタリ…。

もう少しだからっ！と子猫達に言い聞かせ受け付けをして順番待ちをしてた。

子猫のようすを見ると…。

グッタリしてた子は動かなくなってた。

…嘘…。

順番待ちしてる場合じゃないと受け付けに子猫の様子が変です！って病院に響き渡る声で言った。

直ぐに看護師さんと先生が見てくれたが私の願いも虚しく亡くなってしまってた。

この時の気持ちは…本当にもう少し早く対応してあげれてれば。
もう少しうまく対応してあげれれば！
悲しさと悔しさと…。
もう一匹の猫をみてこの子は大事に大事に育てようと決意した。

その子をレオンと名付けた。
現在は約三ヶ月になった。