神様から贈られた、僕の天使

2021年6月1日(火) 522 / 0

ずっと思ってた。

うにちゃんは、
神様が贈ってくれたんだって。

うにちゃんとの出逢いの日。

自分から歩いて、
僕を探して、、

逢いにきてくれた、うにちゃん。

お互いに必要な存在だと、
神様わかってて、
道案内してくれて、

うにちゃんは、
僕の元にたどり着いた。

運命の出逢い。

僕の生涯でいちばんのパートナーに
巡り逢うことができた。

高校卒業して実家を離れた僕は、
ずっと恋人もいなかったし、

21年も同じ時間を過ごした人は、
他にいない。

たぶん、21年を越える付き合いになる
存在はもう現れないと思うし。

28歳で堕落してた、
まだまだ大人になりきれてなかった僕。

うにちゃんと生活を始めてから、

せめて、、
この子を養えるように頑張ろうと、、

少しずつ大人の階段を
登っていく事ができた。

ふたりで支えあって
生きてきた。

うにちゃんと暮らすために働き、

毎日、、
うにちゃんのいる家へ帰るのが
嬉しかった。

うにちゃんは家でひとりで、
僕の帰りを
ずっと待っててくれた。

あの頃は外食なんて全くしなかったし、

外でひとりで食べても
美味しくないじゃん、って、

うにちゃんのいる家で
ご飯食べるのが美味しかった。

休みの日もどこも出掛けない。

うにちゃんと一緒に、
家で過ごす時間が幸せだった。

うにちゃん以外に、
何もない生活だったから、

当然のようにうにちゃんに依存していく。

うにちゃんが死んじゃったら、
僕も死んじゃうんだろうな、、って、

何となく思ってた。

後を追うとか、そんなんじゃなく、、

うにちゃんだけの生活から、
うにちゃんがなくなったら、
僕にはもう、何もない。

生きる理由も必要もない。

それは息をしていても
死んでるのと同じ状態。

だから僕は、
うにちゃんとのお別れが
いつかやってくる事に、

尋常じゃないくらい、
恐怖を感じながら生きてた。

うにちゃん、
本当にスゴい子。

わかってたんだね。

この人、まだ放っておけない。
もっとワタシ離れしないと、、、

まだまだ、ワタシ死ねない❗❗

って思ってたのかも。

４年前に、
我が家にくるくるがやってきて、、、

同時期に
親しくお付き合いする人もできた。

外出して、
お花を見に行ったり、
滝を見に行ったり、

外食に出掛けたり、

去年からは、
庭に大好きなあじさいを
植え始めた。

うにちゃん以外の沢山のものに、
興味が向くようになってきた。

もうそろそろ、
ワタシの役目は終わった………

って思ったのかな？

僕は、、

もう少し、
もう少し、、

いや、

ずっとずっとずっとずっとずっと
ずっとずっとずっとずっとずっと
ずっとずっとずっとずっとずっと
ずっとずっとずっとずっとずっと
ずっとずっとずっとずっとずっと
ずっとずっとずっとずっとずっと

うにちゃんと一緒に居たかったよ😭

歩けなくなったら、
ちゃんとお世話するつもりだったし、、

最期はこの腕の中で、
優しく話しかけながら
看取るつもりだった。😢

プライド高くてアタマの良いうにちゃん。

僕に迷惑かけまいと、

心配かけまいと、

毎日、
穏やかな表情で、

安心した表情で、

ワタシは大丈夫だよ？

って、、、

出勤する僕を見送ってくれた。

結局僕は、

介護も、、、

看取る事さえできなかった。

うにちゃん、スゴ過ぎるよ。

本当にスゴい子だ。

だけど、

水くさいよ😢

お互い、
支えあって生きてきた
パートナーじゃん❗❗

介護ぐらいさせろよ❗❗😭💦💦

最期ぐらい看取らせろよ❗❗😭💦💦

水くさいよ…………😥

ねこ友さんとLINEで話してて、

25日は、昼間暑かったから、
暑い２階から、涼しい１階へ
降りてきたのかな？

って僕が言ったら、

ねこ友さん、

違うよ❗❗

ってキッパリ否定した。

ひでさんの事、待ってたんだよ。
１階で出迎えてくれたんだよ。

って。

うん。

そう思う。

そうだね。

元気な頃は、
僕が帰ると、

玄関でお出迎えしてくれる子だった。

スゴい子だよ…………

最後の力を振り絞って、
２階から１階まで、
階段を降りてきて、、、

僕を待ってたんだね。

僕をお出迎えしてくれたんだね。

21年ずっと、
僕の帰りを待って、
僕をお出迎えしてくれたうにちゃん。

これからも、
お出迎えしてくれるのかな？

僕の天使のお出迎え　2016年7月1日