ドライフード　(つづき)

2012年4月11日(水) 2012-04-11T20:49:13+09:00 343 / 0

ドライフードを試食した感想を書いたけれど、そのつづき。

アイムス成猫用毛玉ケアが一番塩辛かったような書き方をしましたが。

どうもムラがあるようで、同じ袋の別の部分を今日かじってみたところ、ほかの製品と変わらないくらいだった。

再現したくても、試食した部分はもう私と猫のおなかの中なので、シマッタなーと思いました。といって、今残ってるフードをやみくもに食べたくないし。。

うやむやになってしまうー、残念。


さて、その後各メーカーに塩分について問い合わせてみた。

外袋を見ても、表示がないのですなー

でも、聞くと教えてくれるのだ。んなら、最初から書いといてほしいなぁ。

で、P&G社では、アイムス製品はどれでも一律ナトリウム 0.5% だそうで。

「私どもでは、塩分というのではなく、ナトリウムという形で数値を提供しておりますー」

あ、そーですか。

ちなみに、ナトリウム＝塩分ではない。

塩分はナトリウムの2.54倍で求められるので、塩分を知りたければ2.54倍します。

ナトリウム比 0.5% を塩分比に換算すると、1.27%。

メーカーが「塩分」でなく「ナトリウム」を使うのは、トリッキーでないかい。

こっちが
「ナトリウムと塩分は同じですか？」

というつっこみをしなければ、「塩分」は出てこないのだ。

わたしは栄養学なんてよく知らんので、初めて知りましたが。

まぁ、食品成分表などで比較をするなら、「ナトリウム」同士で比較できるのでいいですがね。

で、比較に入りますと・・　（以下ナトリウム比）


*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～

にぼし 1.7%

かにかま 0.85%

かつおぶし　0.13%

焼きししゃも 0.64-0.77%

塩さば 0.72%

さば缶詰－水煮　0.34%

まぐろ缶詰油漬、フレーク・ライト　0.26%

コーンスナック 0.47%

ポテトチップス 0.4%

マヨネーズ全卵型　0.69%

食パン　0.5%

プロセスチーズ 1.1%

*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～

食品成分表　http://fooddb.jp/　で調べて計算しました。
間違ってたら、教えてくださいな。


魚缶なんてもっと塩分多そうだけど、かにかまのが多いとは。

焼きししゃも。かにかまより少ないぞ。ほんとかい？

ちなみににぼしは、塩分だけ見ると悪者にされそうだけど、カルシウムや他のミネラル豊富。カリウムも多いけど、これは塩分を抑制してくれるそうな。


次に、マグネシウム値は　0.11% だそうで、成猫体重管理用だけなぜか0.12%。

うちでよく使う食材（魚、肉）と、比較してみただけの（マヨネーズ、スナック、パンなど）食材では、

にぼし 0.23%、しらす干微乾燥品 0,13% 以外、
0,1% を超えた食品はみつからなかった。

焼きししゃもでも 0.065%、

鳥肉 0.01～0.035%、

魚（あじ、さけ、さば、たら、まぐろ）は0.03～0.044くらい。

マグネシウム値は高いといえるでしょうね。

ちょっと古い資料でメーカーのマグネシウム比一覧をまとめたサイトを見つけましたが、見ると低めのフードでも0.06%。

大体0.08%～0.1% が平均のようで。


こりゃ、手作りがエエですよ。

半分手作りでも、均すと0.05～0.06%くらいになるもんね。

あくまでも、マグネシウム値だけを見て、マグネシウムを悪者にしたとすると・・、ですけどね。

何年かしたら、おしっこ関連病は別のことも原因でしたーってこともあるかもしれないし。

実際には、バランスも大事でしょうし、こうした数値だけでなく「新鮮さ」とか「好み」、体との相性、温度、環境、数値に表れていない要素（たとえば今だと放射能とか）も大事ですからね・・・

加工されちゃって数値だけになると、「素材の鮮度」「素材の産地」「素材の質」などがさっぱりわからない。

どれも、人間の食材には大事な要素なのにね。


ロイヤルカナンは、後で資料を郵送してくれるそうな。

製造方法もちょこっと教えてくれたので、また次回に書くとします。