回顧録~あるワンコの話~３話目

2017年5月1日(月) 165 / 2

いやはや、勝手にイヌジルシも３話目に突入ですよ😅

穏やかな日々の間に、夕方のお散歩友達が増えました。
３件隣の小学校高学年の女の子、そしてどこからやって来たのか、四白朗よりもやや淡い茶色のワンコの男の子。
分かりやすい様に表すと、シェパードの全身茶色い感じかな？
その子も割とすぐなついてくれて、夕方はいつも、二人と二匹で遊ぶようになりました。
夜の散歩は私と３匹。
近所で飼われているアフガンハウンドが、夜に放し飼いになり、仲間に加わるように。
今では考えられないですよね💦
そして、四白朗以外のこの二匹は男の子...。
雄と雌...揃ってしまえば当然の事が、この後起こってしまいます。
暫く続いていた平穏な日々も、終わりを告げました。
四白朗がまた、通る人を追いかけるようになってしまったのです。しかも、前よりも激しく。
子供達に苛められた事は、四白朗の心に深い傷をつけていました。妊娠した事で、その事を忘れていなかった四白朗は、守る為に、前回よりも過敏になってしまって、通る人を執拗に追いかけました。今度は自転車だけではなく、車にまで。
私がいる時は何とか呼び戻す事が出来るものの、学校に行ってる間はどうしようもありません。
その行動は、子供を産んだ後も続きました。
四白朗が子供を産んだのは、夏休みの少し前。
産んで暫くした後、四白朗が子供達の所へ案内してくれました。
場所は飼い主の家である、奥の方のプレハブの下。元々建物が地面から少し浮いていて、下が土だった為、そこを更に掘って窪みを作り、その中に子供達を隠していました。
まだやっと目が開いたような子達が４匹！
一生懸命、お母さんを呼びながら這い出して来る子達を抱き上げると、手足をバタバタ。
それからは、私が学校から帰るまで四白朗は子供達とそこにいて、私が会いに行くと安心して縄張りの見回りに。
夏休みに入ると、起きてすぐに会いに行き、四白朗とその場で遊んだりもしました。
可愛い可愛い四白朗、可愛い可愛い子犬達。
夏休みで部活はあったけれど、お昼からはずっと一緒にいれる幸せ😊
長くは続かなかったけれど...。

続く！！
結局３話で終われませんでした！
読んでくださっている皆様、もう暫くお付きあい下さいませ🙇

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