逝ってしまった

2012年5月4日(金) 2012-05-04T22:30:54+09:00 511 / 2

昨夜、りゅうくんは逝ってしまいました。
自宅で最期を見てあげられたこと、最後まで病院の先生とボラさんが献身的なサポートをしてくれたことが救いだった。

一方で、すごく嫌だったけれど、最初の病院に行って結末を告げ、疑問に思ったこと、改善してほしい点を一所懸命伝えてきた。

10-20％くらいは、伝わったと思う・・。
でも、やっぱりこの人たちは「ビジネス」してるだけなんだと悟りました。
誤診というか、病気を発見できなかったことについては、ひとことの謝罪もなし。
謝罪をすると、非を認めたことになり、病院側の立場が不利になるというよくある競争ビジネス社会の姿勢なのでしょう。

でも、そんなに非を認めるのがダメなことなの？
こんな見るからに無力で悪知恵の働かない、ただのビンボー飼い主。
脅威にすらならんでしょうに。

全く別の診断結果が出て、たった3日で死んでしまって。
どう甘く見ても、病院の不手際・力量不足が明らかなのに。
恥ずかしいと、ふつうの感覚を持っていれば思うんでは・・というのも甘いようだ。
自分が診た猫が死んじゃったのに、残念でしたねとかお気の毒の言葉もなし。

「恥」がない。
「心」もない。
「モラル」もない。

勝ち負け・体面・お金だけ。自分のとこだけ守れれば、関わった人などどうでもよい。お金だけ吸い上げれば、用はない。

とりあえず、今後改善しますという空虚な答えが、ほんの1%でも本当になることを祈るしかない。

また、TVでしか見たことがなかったペット葬儀に関する詐欺。
詐欺ではないが、実質詐欺といえる業者に電話してしまった。
もちろん、堂々と営業していて、怪しくもなんともないふつうの葬儀場。でも、問い合わせするや否や、「カモさんいらっしゃーい！」
てなもんで、平然と表に出している数字を改ざんして3倍以上ふっかけてくる。交渉していくとやや下げてくるが、ぬけぬけとあからさまな態度にあきれるばかりだ。
もちろん、相手によって態度を変えるのだろう。
こういう輩は、まともな神経では相手できない。

さっさと次のお寺に電話、こちらはまとも。
2件に1件の確率か。ひどいもんだ。

猫を飼っている以上、病気や死などに遭遇することは仕方ない。

でも、「人災」は心底嫌だ。

だけど・・現実は、猫よりも、色々なやりとりの中で関わる人や、人間社会の問題に対処する方が、はるかに大変だ。

結局は、人間社会を渡るのが下手な人は猫も守れないということだ。

当たり前のようにペットへの人の心や感情を利用してお金を吸い取ろうとうようよしている魑魅魍魎たちを、バサバサを切り倒していく強さと、口がいる。

でも多すぎるよ。羊の皮をかぶった魑魅魍魎。
半魑魅魍魎とか、部分魑魅魍魎とかね。
それも、ごくふつうに。
ふつうのところでも、初めての客には大抵牙を剥いてくる。
全般的にこんな低次元で乱暴な社会だもの、安全・安心・簡単に動物を飼育などできるわけがない。

りゅうやんの逝ってしまった悲しみを味わっているひまもない。