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猫・ネコの育て方講座

ネコとの暮らしに必要なもの1

ネコとの暮らしを始めたのはいいものの、ペットショップやホームセンターにはたくさんのネコグッズが並んでいて、何から選んだら良いのか分からない、なんて方の為に、どんな時にどんなものがあったら便利なのか、必要度別に解説します。

最低限必要なもの

フード
成分表記に「総合栄養食」と書かれているものを選びましょう。
ドライでもウェットでも構いませんが、これ以外の表記のものはおやつやおかずとして考えるようにしてください。
「総合栄養食」と書かれているフードは、これとお水だけで体に必要な栄養素が全て摂取できるという意味です。
ドライフードは一般のネコの飼い主がカリカリと呼んでいる乾燥フードの事です。
手軽で缶詰に比べると傷みにくいので、日中留守にするおうちでも置き餌として使用する事ができます。
ウェットフードは缶詰やレトルトタイプのフードの事です。
魚や肉の素材の香り、舌触りをそのまま生かしてある商品が多いので、好む子が多いようです。
但し、開封後は傷みやすいので食べ残しはすぐに片付けるようにしましょう。
いずれのフードも年齢別に子猫用、成猫用、老猫用などがあります。
その子のライフスタイルに合わせて選ぶようにしましょう
フードに関する詳細は別項でも解説します。

お水
基本的には水道水で充分です。
日中留守にするようなおうちでは、塩素の入った水道水の方が傷みにくいので適していると言われています。
ミネラルウォーターを利用する場合、ネコにはミネラル分の少ない軟水の方が良いと思われます。これは、ネコ(特にオスネコ)に多いと言われている下部尿路疾患の原因のひとつに、食物などから摂取するミネラル分が影響すると言われているためです。
ネコは脱水に対して非常に弱い動物だと言われています。
とくにカリカリを主食にしている場合、食餌からの水分の摂取がほとんどありませんので、必ず新鮮なお水をいつでも飲めるようにしておきましょう。
また、ネコが毎日きちんとお水を飲んでいるかチェックするようにしましょう。

フードディッシュ
フード用と水用、カリカリを置き餌にする場合、猫缶用のものも用意して、カリカリに水分が混ざらないようにすると良いでしょう。プラスチック、ステンレス、陶器のものなどたくさんの製品が出回っています。
安定性が良く、こまめに洗って清潔にできるタイプのものを選びましょう。
ネコの口内には、サルモネラ菌などの食中毒菌が常在しています。
これらはネコにとって通常は無害ですが、人間には有害な菌です。
普通の食器を利用する場合でも、ネコ専用のものを用意し、決して人間とは共用しないようにしましょう。(こういった人畜共通の疾病については別項で詳しく解説します)

■ 各材質の特徴 ■

 ステンレス製
 丈夫で安定性が良い
 衛生的(熱湯消毒ができる)

 陶器製
 安定性が良い
 デザインが様々でインテリアに合わせる事もできる
 衛生的(台所用漂白剤などで消毒ができる)
 熱湯消毒をすると稀に割れるものがある
 落とすと割れる事がある

 プラスチック製
 入手が手軽で安価
 軽くて丈夫(稀に割れやすいものもある)
 色やデザインが様々で楽しめる
 キズに汚れが入り込み、不衛生になる事がある
 稀にアレルギーを起こす事がある(口の周りのカブレ、脱毛など)

プラスチックや陶器などのお皿は、デザインも可愛くて、いくつも用意し日によってお皿を換えて楽しむ方もいるようです。
ネコはヒトと暮らす動物達の中で、一番食器にうるさい動物です。
是非お気に入りの食器を見つけてあげてくださいね。

ネコ砂
ネコの先祖は砂漠に程近い地域に生息していたと言われています。
その名残からトイレで砂を掻く習性があります。
この習性から、ネコのトイレには砂を使うのが最も適しています。
現在は鉱物製、紙製、おからや木製、素材も形状も様々なネコ砂が出回っています。
ネコはこれまた砂の形状にもとてもこだわりを見せる動物です。
気に入らないトイレは使わず、粗相をしてしまう子もいます。
どうしてもトイレのしつけがうまくいかない時、トイレの砂の形状を思い切って全く別のものに変えるとうまくいく場合があります。
室内の状況、各自治体のゴミ処理法、ネコのこだわり、様々な条件と相談しながらトイレ砂を選んでみて下さい。

トイレ容器
トイレ砂を使用する場合、必ず必要になってくるのがトイレ容器です。
フラットなトレー型、砂の飛び散り防止に後部が高くなったもの、ドーム型(入口ドア付き、ドア無し)、中には電動で掃除を自動的に行ってくれるものもあるようです。
子猫時代の一時しのぎには、100円ショップの水切りカゴやタライなどを利用する事もできます。
住環境により、設置できるタイプは異なってくると思います。
また、ネコの数によっては複数設置が必要になる事があります。
2頭以上のネコが同居している場合、ネコの数+1個が推奨とされています。
ネコはとてもトイレにうるさい動物です。
ネコ砂の項にもあったように、トイレの設置場所、他のネコと共有か否か、はては縁の高さにもこだわる子がいます。
ネコのトイレ問題は、しつけとも含めて別項でも詳しく解説したいと思います。

キャリーバッグ
ネコを連れて帰る時、病院に行く時など、日常使わないけれど絶対必要なものがキャリーバッグです。
コンテナタイプのもの、バスケットタイプのもの、キャスター付きのものなど、タイプは様々ですが、必ずしっかりと扉が閉まり、ネコが飛び出す心配の無いものを選ぶようにしましょう。
ネコには小型犬用の顔が出せるようになったバッグタイプのものはあまりお勧めできません。犬に比べ、ネコは体が柔らかいので、首輪が外れて外へ飛び出してしまう可能性が高いためです。
中で反転できる程度のゆとりのあるものを選びましょう。