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トイレに関する問題4

粗相

スプレーとは異なり、トイレ以外の場所で排泄行為をしてしまう場合、根気よく対処する事でトイレのしつけをやり直す事は可能です。
粗相の場合もスプレーと同様、猫を叱らず速やかに臭いが残らないよう掃除をします。

健康状態をチェックする

まず、なぜ猫がトイレ以外で排泄してしまうのかを考えます。
下部尿路疾患に伴う膀胱炎など、病気が引き金になっている場合もありますので、まずそういった問題が無いかチェックし、獣医師の診察を受けるようにします。
老化による失禁など、しつけで改善できない問題を抱えている場合、オムツを利用するなどの措置が必要になってきます。

トイレの環境を考える

猫がトイレを嫌がる要素が無いか考えます。
全く異なるタイプのトイレをもう一つ設置する事も視野に入れ、トイレの環境改善をします。
猫がトイレを嫌がる理由として、主なものは以下の通りです。
トイレが汚い
毎日の掃除以外にも、砂の種類によっては砂に残った臭いを嫌がるようになります。
落ち着いて使用できない
人通りの激しい場所にある。猫は排泄しているのを見られるのを嫌います。
暑過ぎる、寒過ぎる
寒暖の差が激しい場所も猫が嫌がる要素のひとつになります。
トイレで嫌な事があった
排泄中に何か驚くような音がした。
膀胱炎や便秘などで排泄時に痛い思いをした場合、トイレ自体に恐怖心を持つ事があります。
トイレよりも気持ちのいい排泄場所がある
幼い頃にタオルで排泄していた経験のある子は、タオルや布団などの柔らかい布の上で排泄する事を好むようになる事があります。

しつけは根気よく

トイレ自体が気に入らず、他の場所で排泄してしまっている場合、トイレの場所や砂の素材をまるきり変えてしまう事で完全に解決する事もありますが、どんな場合でも、一度他で粗相をしてしまっている以上トイレ以外での排泄がインプットされていますので、もう一度トイレのしつけをやり直す必要が出てきます。
子猫のようにまっさらな状態にトイレを学習させるのと異なり、大人になってからのトイレのしつけはかなりの根気を要します。
トイレを覚えるまでのしばらくの間は家の中でも行動範囲を制限し、頃合を見て猫をトイレに連れて行くようにするのが確実な方法です。
大人になると、食事の時間や排泄のタイミングは大体毎日同じリズムで分かりやすくなります。
トイレ以外で排泄する事を完全に防げるようなら行動を制限する必要も無いかもしれません。但しこの間には極力トイレを失敗しないように注意します。
留守にする時にはケージに入れるなどの配慮も必要になります。

トイレを覚えるまでの期間は個体差があります。
なかなか覚えてくれなくても根気よくあきらめずに続けましょう。
もし失敗しても叱りつけるような事はしないようにしましょう。