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グルーミング10

耳のお手入れ

猫の耳

猫の耳は、図のように、垂直耳道と水平耳道によってL字型をしています。
これは外部からの異物が直接鼓膜や脳に影響する事を防ぐためと言われています。
また、多少の異物が耳内に入っても、ブルブルと頭を振る事で容易に外へ排出できるようになっているようです。
通常猫の耳はそれほど掃除を必要としません。
しかし、若くて代謝の盛んな猫など、耳内が脂っぽくなってしまう子は時々お手入れしてあげるようにしましょう。

綿棒は縦に

耳の仕組みを見ていただいて分かるように、綿棒を耳の穴に沿って縦に入れる分には突き当たっても鼓膜を傷める心配はありません。
日常家庭で耳掃除をする場合は、垂直耳道のみを掃除するようにしましょう。

こすらない

では具体的に耳掃除の方法です。
綿棒にたっぷりイヤーローションやオリーブオイルを含ませ、垂直耳道の汚れを優しく拭き取ります。
決して綿棒でこすらない事。
耳内は柔らかい粘膜でできています。こする事で外耳炎を起こす事もありますので、注意しましょう。
耳内がとてもジメジメしているような子には、消毒用アルコールを使用しても良いでしょう。

汚れがひどい時

綿棒で拭いただけでは落ちない汚れがある時は、直接ローションを耳の中に数滴垂らし、外からマッサージして汚れを浮かせます。
その後綿棒で優しく拭き取ります。

こんな時は獣医師に相談

茶色く粘り気のある耳垢が多量に出ていたり、耳内に赤みを伴うような時は、市販のローションなどを使用する前に獣医師に相談します。
こういった場合は外耳炎や耳ダニの疑いがありますので、市販のローションなどは症状を悪化させる事もあります。