迷い猫掲示板 - 飼い猫を探しています

万が一の脱走に備えて

事前に備えておけること

どんなに配慮していても、猫の脱走防止は100%の保証はありません。

もちろん人が気をつけるのは当たり前ですが、注意を払っても、他人が誤って猫を逃がしてしまう可能性もあります。また、猫が突如逃げ出す場合も考えられます。脱走リスクがわずかながら存在する限り、万が一の対策を事前に準備しておくことが肝要です。

  • 安全首輪の装着

    猫が首輪をつけていることで、もし何かが起こった際に識別の一助となります。しかし、脱走した猫が首輪を何かに引っかけ、窒息してしまうリスクも考えられます。

    そのため、首輪を選ぶ際は安全性を考慮し、安全首輪(セーフティー首輪)を選びましょう。

    安全首輪は、一定の力が加わると簡単に外れる仕組みになっています。他にもゴムが伸びて首から抜けるタイプもあるようですが、首輪が取れるタイプの方が一般的のようです。また、首と首輪の間には指が2、3本入る程度の余裕があるのが理想的です。適切な調節を行いましょう。

  • 迷子札の活用

    迷子札には猫の名前や飼い主の連絡先などが記載されています。これを首輪に取り付けておくことで、見つけた人が連絡をしてくれる確率を高めることができます。

    迷子札はさまざまなデザインやサイズがありますので、猫が嫌がらないものを選んであげましょう。

  • マイクロチップの利用

    マイクロチップは、一部地域で義務化されている、動物の身体に埋め込むことで識別情報を読み取ることが可能な装置です。

    このチップは直径約2mm、長さ約12mmと非常に小さく、猫の背中の皮下に注射で埋め込みます。チップ自体の費用は無料ですが、施術費と情報登録費が必要となります。費用は病院により異なるため、事前に確認しておきましょう。

    家族の名前や住所、電話番号などの個人情報を登録しますが、登録内容は病院がAIPO(動物ID普及推進会議)に代わって行う場合や、飼い主自身が申込書に記入する場合があります。住所変更など情報が変わった場合は、必ず病院もしくは用紙に記入をして変更届を出すようにしましょう。

    マイクロチップを持つことが全ての問題を解決するわけではありません。保健所などの機関がマイクロチップの読み取り機を持っていない場合や、データが消失してしまう可能性、チップが移動してしまう可能性もあります。そのため、マイクロチップを埋め込んだからといって、愛猫の監視や追跡を怠るべきではありません。

著者紹介

上杉 華子(猫コンシェルジュ)

猫に関する専門家として猫の知識と経験が豊富で、猫の飼い主たちから高い評価を受けており、
猫の行動学や猫種の特徴、猫の健康や栄養管理など、猫に関する様々なトピックについて情報発信。
猫に関する情報が科学的根拠に基づき、そして分かりやすい言葉で説明していることを心がけ、猫の世話やしつけ方法、猫の病気や予防策についてのアドバイスを提供しています。
幼いころから猫を飼って育った自身の経験をもとに情報発信を行い、保護猫の里親探しや猫の福祉向上を目指して活動中。