見知らぬオッサンの忠告は不要...

2017年2月25日(土)

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こんな
めんどくさそうな自分なんかに
お友達申請いただき...

ちょっとずつ
増えてきたお友達リストに

この上ない喜びと...

いつか
走馬灯のように
思いを巡らす日が
来るのだろうな...

...などと

とことん暗さを追求する
コイン坊っちゃまの
召使いでございます...

今朝はまた
売り出し現場へ直行し
セッティング作業...

不動産屋にありがちなのは

現地へ誘導するため、道端に
矢印つきのパイロンを置いたり

「新築分譲中」など
ラミネートされた看板を
電柱やポールミラーに
巻きつけたりする...

まぁ、基本は違法であり

警察などに見つかれば
注意を受けたり
強制に撤去されたり

もしくは何者かに盗まれたり

日常茶飯事だ...

しかしながらそれがないと
現場での集客が
難しいということもあり

リスクを見込んでの
仕方ない準備なわけだ...

今朝もパイロンをいくつか車積みし
指示された場所へそそくさと設置...

決して良いことを
しているわけではないので

ハタから見ても
なんとなく怪しい人物（しかも女）の
雰囲気は漂うが

そんなことは言ってられない...

一時的にコンビニに車を止め
１つパイロンを下ろし
道端に置こうと歩いていたら

コンビニのゴミ箱前で
たむろしていた
浮浪者のような風貌の
オッサン2人が私を見ていた...

知らん顔をして
道の端っこに置いたあと

コンビニで
コーヒーでも買おうと
財布を取りに車に戻る...

するとそのオッサン2人が
「すいませーん」と
話かけてきた...

「ここはお客様用駐車場なんで...」

「...?」

だからなんだと言うのだ？
という顔で
私はオッサンを無言で見た...

オッサンは
「先ほどなにか置きに
　行っていたようなので...」
と発言...

「はぁ...わかりました...」と私は

「なにがわかったんだ？」と
ツッ込まれそうな
意味不明な言葉だけオッサンへ言い残し

半分シカトをこいて
店内へ入った...

要するに私の行動を
何か怪しいと思い
忠告したかったのだろう...

ここでいくつかの疑問点...

「ここはお客様駐車場なんで...」
という言葉だ...

申し訳ないが
コンビニで買い物を
しようとしている私は

「お客様」ではないのか？
というのが１つめの疑問だ...

２つめの疑問は

オッサンは私が
「パイロンを持って歩いていた姿」を
目撃しただけで

道に置いた場所は
建物の裏にまわっていたため

ゴミ箱前でたむろしていたオッサンには
見えてないはずだということ...

３つめの疑問は

たとえ道に置いたところを
はっきりと目撃したとしても

あくまで設置場所は「道路部分」であり
コンビニの敷地内ではないということだ...

私だってそこまでの悪人ではないため

もちろん
道路占用許可も取っていないことや
道路交通違反のようなことで

「警察から」注意を受けたのなら
非を認め、謝罪し、撤去をする...

４つめの疑問は

いくら道路といっても

もしコンビニ店員に見つかり
「すいません...
　そこは営業の妨げになってしまうので
　置かないでもらえますか」
と言われたら

納得し謝罪の上、撤退する...

同様に道路といっても

それが民家のすぐ近くの場合も
そこに住んでいる人の
何らかの邪魔になるようなら

撤収するか

信頼関係を築きながら
道路部分だからと
納得をしていただかなければ

こちらの会社のイメージも
悪くなる...

そう...

問題は

「そもそもキサマは誰なのだ？」

という点だ...

コンビニのオーナーとか
そこの地権者であれば

置いた場所が道路であれ
注意したくなる気持ちもわかる...

土曜だから仕事が休みで
ゴミ箱前にたむろしていたのか...

浮浪者なのか...
酒を飲んでいたのかは知らないが

「この私の行為を注意したいならば

　いっぺん生まれ変わって
　万が一、キサマが警察官になれたら
　その時に出直してこい...

　キサマが来世を迎える頃では
　もちろん私もこの世にいないけどな」

と言いたくなったが...

口論で時間をさかれたり、

逆上されて
襲われたり刺されたりしたら
たまったものではないので...

「完全シカト」ではなく

はい、あんたの言いたいことは
よくわかりました...

しかしながら
あんたは私に命令できる立場ではありません

という意味を込めて

「半分シカト」ということで
丸くおさめておいた...

そして思う...

今の世の中は特に
なにか勘違いしていることが多い...

全く自分とは関係のない者の
あら探しをし

「裁く」だの「私刑」だの...

決して良いことではないことが
世に渦巻いていることはわかるが

正義というものを
なにか履き違えている...

それは単なる

個人的な偏見や価値観の押し付け、

自己投影や自己承認欲求、

そして
イライラのうさ晴らしに過ぎない...

正義を振りかざしたいのなら
もっと別な場面で
世のため人のために
発揮すべきなのだと思う...

「悪を倒す」ことだけが
善になるとは限らないし

その「悪」のしくみも
考え方自体も
人それぞれ違うからだ...

今回、道路にパイロンを置いた私は
善か悪かといったら

後にも先にも
「決して善ではない」
という答えしかない...

そしてその末路は...

「警察が決める」か

「勝手に何者かによってなくなってしまう」か

あるいは
「そのパイロンのせいでつまずいたり、
　何らかのケガをしてしまった人がいて
　訴えられた際に何らかの対応をする」
という事実に基づき

リスクを伴いながら処理することのみ...

警察でもない
その場所の関係者でもない

正義ぶった
見知らぬ暇なオッサンの忠告など

聞く筋合いはない...

このオッサン達には
ついつい耳を傾けちゃうけどね...

ケージによじ登り...

ボクと安倍さん...の図