感染症とワクチン

2019年6月12日(水) 342 / 0

他の方の日記を読んで思い出して書いています。

ワクチンはあくまでも、感染を0にするものではありません。もし、暴露されても感染するリスクを減らすためのものにすぎません。なので過信は禁物です。

人間の場合、B型肝炎のワクチンは割と有名ですね。HBVは感染力の強いウイルスです。そのため割と早くからワクチンはありました。医療従事者の多くはこのワクチンを接種していますし、陽性者から生まれた子供達やその伴侶の方もワクチン摂取をしている方が多いです。しかし、わずかながら「ワクチン接種をしていたにもかかわらず感染してしまった」という事態が起こります。なのでワクチン接種をしていても十分な注意が必要と言われますし実際に指導もされます（何故このようなことになるのかは、長くなるのではしょります）

猫にも同じことが言えると思います。ワクチン接種をしていようがいまいが一緒に生活している他の猫にその病気のキャリアや発症猫がいれば感染する危険は十分あります。なので、やはりノンキャリアとキャリア・アフェクテッドは完全に分けた方がいいかと思います。この辺りは獣医さんの方が詳しいでしょうが。

余談ですが、バベシアという病気があります。犬に有名ですが海外では猫にも感染例があるようです。猫と犬に寄生するバベシアは亜種が違いますが、猫の場合汚染地域では外を出歩く猫に感染リスクが高いということでした。
また犬の場合ですが、このバベシア症、闘犬やっている方々の間では割と有名な感染症です。闘犬にはこれに感染してしまう犬が割といるんですね。マダニを介して感染すると言われている病気ですが実は母子間垂直感染や血液感染もあり得るのです。つまり闘犬は噛み合っているうちに相手から感染してしまうということが起こり得るのです。

横道にそれましたが、巷で出回っている情報や知識は疑ってみることも必要かなと思います。
自分で裏をとるために調べると、意外な事実が判明することはザラです。

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