大きな猫たち

2019年11月25日(月)

233 / 6

※写真はありません。
※前にも同じような日記書いた気もします。

お外時代のカチワレさんの餌付けに、しーごーの保護主さんがご一緒だったことがあります。
確か、捕獲機の手配や設置について、何やかんやで来てくださった時です。

カチワレさんは、人間が触ろうとすると逃げるものの、結構人間に近付く野良でした。
例えるなら、ゴミを荒らしなれてるカラスとの距離感？
ちょっと『コラ!!』って言ったくらいじゃ動じない感じです。

ご飯を食べ終えると『あ゛ぁおん』と一鳴きして立ち去るのが常でした。
その時の後ろ姿を見た時、保護主さんが呟いた言葉が、今でも忘れられません。
「痩せてるな」
お尻、こけてたんですよ。
何てことはない呟きなんですけどね、カチワレさんの現状がぎゅっと凝縮されていて
何とも言えない気持ちになったものです。

お家猫になったカチワレさんは、今年の冬もコタツが出てきてご機嫌です。
ご飯の時間が近づくとコタツから出てきて、３にゃん揃ってリビングで待機します。
「ご飯だよー」
と声をかけると、しーごーが歓喜の鳴き声を上げてソワソワ動き出します。
「カチワレさん、ご飯だよ。ご・は・ん」
狂喜乱舞のきょうだいを踏まないように、カチワレさんにも言い含めますと
「遂にこの時が！」
と、でも言わんばかりに階段を上っていきます。
あ、階段手前の爪とぎで、おもむろに爪を研ぐ時もありますな。
あれ、何なんでしょう？喜びの表現？(笑)

ご飯の場所は２階と決めているので、３にゃんが団子状態で階段を上がっていきます。
ここのところ、カチワレさんの後ろ姿が一番ふくふくしてます。
あの頃の痩せたお尻はもうなくて、しっぽをピンと立ててプリっとむちっとしたお尻を
食事の度に追いかける日々です。幸せです。
じんわりとした幸せを、日々噛みしめる飼い主です。

「大きいことはいいことだ！」
と、ネコジのどなたかが仰っていたのを思い出します。
平均体重5.5kg、うちの３にゃんはこのサイズ、と思って見てますが、
適正体重がこれくらいってのは、大きな方なのでしょう。

カチワレさんの隠居生活は『連続スターのボーナスステージ』と思っていて
（スーパーマリオの無敵アイテムのスターが、次々降ってくる状態）
スターが降ってこなくなったら、それは色々と『終了』なんだと思ってるんです。
その時まで、大きな猫たちでいて欲しいな、と思います。

うちの猫、可愛い(/・ω・)/

28 ぺったん