猫と私の終活

2021年4月13日(火) 532 / 0

もう直ぐ21才になる猫のアイアイ。
私が部屋を移動する度に必ず私の後を着いてくる。
あの日も２階の寝室で寝ている私の足元もまで這い上がり、倒れて動かなくなった。
私にお別れを言うために最後の力を振り絞り、会いに来てくれたんだと思う。

まだ私の足元を付きまとい、アイアイが居てくれる気がしてしまうんだ。
アイアイを失い、かいも失うかと思うと怖いんだ。
幸にもかい君は15才でも健康そのもの、問題なし、体重7キロで太りすぎ。
でも猫は1年で4歳年を取る。
私も猫も急変してしまうこともある

貴女の病気、治療費にお金は掛けないで❗
猫を第一優先にして、猫の治療費や猫の為にお金を掛けて!
と、猫が可哀想!猫を巻き込むなと言う人も今したが、私の隣で幸せそうに眠る猫を見て、私と居られることが幸せなんだと分かります。
そして私も猫と暮らせる生活が幸せです。

それでも私には、なりふり構わず老いた猫の面倒を見て欲しいと頼み込んだり、自分の死期が分かっても、助けて欲しいと友人に連絡が取れない性格だと分かっています。
友人などに連絡を入れることなくひっそり行きたい、知人に迷惑を掛けたくない。
20数回の入院や手術に誰も呼んだことはないです。

でもそんな消極的では大切な猫を守れない、不幸にしてしまうだけ。
最近猫ジルシの人がかい君を引き取っても良いと、意外な申し出を受けてとても驚き戸惑っています。

私がかい君を手放す決断も勇気もなくて、この話から今は逃げ出してしまいたいから。
私の病気が悪化して、誰かに何時かは猫を手離さなくてはならない日が何時かは来る。
その時の為に前もって準備しておかなければならない。

そして約束は有限ではない。
コロナで職を失い現状が変わる人、コロナでペットを処分したいと言う人が溢れて来ている。
そんなコロナ禍での申し入れは感謝でしかない、でも彼女も自分の病気と闘っている。

そうとう辛いのでは?
家族の承諾は?
お互い友人ではなく、信頼関係もまだ出来ていないとおもう。
だから途中で事情が変わっても誰のせいでもない。

猫を手放したくない、最後まで看取りたい、私が亡き後、もう諦めるしかないと判断
してから、保護先の承諾をしてくれる人はどのくらいいるのかな？
今は答えを出したくない、我が儘ばかりでごめんなさい。

10 ぺったん