強烈に腹の立つこと

2021年6月28日(月) 611 / 3

強烈に腹が立った。ようやく多少腹もおさまってきたので記録がてら書いておこうと思う。

親戚の子がぐったりした猫を見つけた。野良猫っぽいが触っても逃げるどころか威嚇もない。ただ草むらに伸びていたそうだ。ひっくり返すと腹に傷があり、どうも手術したばかりのようだと。慌てたように電話してきた。
「〇〇獣医に連れて行け。連絡しとくから」頭の中で最寄りの獣医を指示(現場から近かった)獣医に連絡。

「行ったほうがいいかな」と思い私も獣医に急行(ちなみにこの獣医はうちから車で軽く1時間かかる。以前うちの犬がある病気でかかりつけから紹介受診した)

到着したら待合に学生服のままの親戚の子がいた。
猫は脱水と感染で危ない状態だった。傷口には小さなウジが湧いていた。幸い設備の整った獣医に受診した為命は取り留めた。
猫は親戚の子が飼育することになり、立て替え払いした医療費はその子が少しずつ返してくれるそうだ(別に返さなくてもよかったのだが、返すと押し切るのでそうすることにした)

と話はまとまり良かったよかったとなったのだが。原因が原因だけに本当に腹が立った。
この猫は要するにTNRの犠牲者と見られる。獣医さんから聞いたのだが、親戚の子が猫を見つけたあたりでTNRをが行われていたそうだ。片耳に切れ込みがあるしおそらくその際にリリースされた猫の一匹だろうと。

捕獲して、避妊手術、リリース。しかも大して経過観察もせずに。馬鹿げている、開腹した猫を外に放り出すって？神経を疑う。自分たちは良いことをしていると思っているんだろうが、その陰で死んでいく猫達がいると言うことをわかっているんだろうか？本当に腹が立つ。

大体考えてみればわかるだろう。TNRが成功した例なんかあるのか？アホらしい。
餌やりにしてもそうだ。餌を与えられて栄養状態が良くなった個体は繁殖力が増す。で、TNRしきれていないわけだから子を産む。増える。ものすごい悪に循環だと思う。

ほんっとうに腹が立つ。

16 ぺったん