子うさぎがさらわれた...

2009年5月11日(月) 6585 / 6

暖かくなったので、窓を開けて網戸にしてあります。

外の声が入ってきます。

カラスとこうさぎの胸が痛くなるお話なので、
いやな方はスルーして下さい・・・

今、さっき。

キーキー！！ギャーギャー！キーキー！！

がしばらく続いたので、裏の窓を覗いてみました。

うちの猫達も見ています。

ただ、なんとなく、嫌な音でしたので、

裏の地主の家の庭をよ～～く見てみました。

大きな囲いの中にうさぎを飼っています。

その囲いの淵にカラスがとまっているのが見えました。

「それで警戒してうさぎが鳴いてるのかな？」

音の主が、うさぎであることに確信できました。

あまりにも続けて鳴いているので、

パン！

と大きく手を叩きました。

囲いの淵にとまっていたカラスは飛び立ちました。

ほっとしましたが、

鳴き声は一向にやまないのです。・・・

？

よ～～く見たら、もう１匹カラスがいるのが木の陰から見えました。

地面に降りています。

もう一度手を叩いて、そこらじゅうに響く音を立てました。

カラスは一度こちらのほうを振り向きました。

ですが、誰もいないからか？
何か地面をつついているのが解りました。

えっ！？

何か黒いものをつついていて、そこから音の鳴き声がするのがわかりました。

えっ！？

広い庭を見渡し、家のほうも見渡しましたが、人が出てくる気配がありません。

うさぎ小屋のすぐ横には中型ですが、犬が繋がれています。
のんびり、横になって、知らん顔です。

慌てて私は、

パン！パン！

と何度も、響き渡るような音を鳴らしました！

音に反応したカラスが逃げると思ったら、

なんと！

つついていたものを口だったか、足だったかわからないけど、
持って飛び上がっていったのです。

えーーーーーーーっ・・・・！！！！　＞＜；

思わず、
「持ってちゃったよ～～・・・＞＜；」
と声に出してしまいました。

鳴き声はそのまま続き、そのうち聞こえなくなりました。

うそ～～～～っ・・・　＞＜；
うえ～～ん　＞＜；

カラスは何処へ？

１羽は高い木の上にいました。
もう１羽は？
あれがつついていたカラスならいいのに。
何も持っていないわ。

たまに旋回しています。

うさぎ小屋の中は、兎が何匹もいます。
ケージがあるのが見えました。

もしかして、子供の兎？

だよね。

このケージの中にいたのかしら？

ケージの中は空でした。

鳴き声がしないので、もしかして、逃げてくれていたらいいな。
とひそかに思っていました。

私は２階の自宅の窓からでしたので、
助けに行く暇がなかった。。。

心痛めて心配しながらいました。

洗濯物の作業で、階段を上がったり降りたりしている時、
裏のおじさんがみえたので、階段の窓から覗いてみました。

なんだ、おじさん、家にいたの？

そうしたら、

カラスが畑にいるではありませんか！

そして、くたっとなった黒いものを口に咥えて飛び去っていきました。

おじさん、車に乗り込むその脇をです。。。

おじさん、気がつかず、そのままケートラに乗っていってしまった。

・・・・・・・・・・・・。

黒い、子ウサギだったんでしょう。。。

可哀相。　　ほんとに、可哀相。　涙・・・

書きながらも胸は張り裂けんばかりにショックです。

裏のおうちまで、ちょっと遠いィ。

おじさん見つけたら、うさぎの事、カラスの事、言おうと思います。

たまに、このキーキーという声、してました。
裏のおじさんがうさぎを絞めているのかと思った。

カラスだったんだ。

そういえば、昨日、裏からおばさんの話し声がしていた。
カラスが狙っているの、解っていたんだろう。
だから、ケージがあったんじゃないか。
ケージなんて、初めて見たもん。

あ、おばさんがいる。
だけど、ちょっと、こんにちは。と言える距離じゃない。。。

うさぎ小屋の中では、カラスがつついて辺りを白黒の大人のうさぎが匂いを嗅ぎながらうろうろしている。

可哀相。・・・

もっと、責任もって飼ってよね！

うううっ～～～　＞＜；

すっごく　ブルーな気分です（涙）

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

おばさんが庭にいたので、
大声で「こんにちは～！！！」
手を大きく振って、話しかけました。

「あの～～、、さっき、、カラスが・・・
うさぎを・・・手を叩いて脅したんですけど、
連れてもっていっちゃったんですゥーーー・・・＞＜；」

「えっ！？カラス？あっ・・・」

とそしたら、うさぎ小屋のそばに近づいてきたあたりで、
おばさんが　うっ！！　とびっくりしました。

うさぎちゃんが、いたみたいです。

おばさんが
「ここにいたわ！カラスにつつかれて・・・＞＜；
教えてくれてありがとね！」

・・・＞＜；

亡骸があったのね。少し、よかった。。。
おばさんが埋めてくれるでしょう。

家に戻り、階段の途中で、ミルキーがいた。

ぎゅう～～～うううう～～～～・・・
と抱きしめた。
涙がでてしまった。

クリームが来てくれた。

私が悲しんでいると、来てくれるクリーム。。。

仔猫を咥えてしまうカラス。

自然といえばそれまでだけど。。。

小さなひとつの命を救えなかった。

悲痛な叫び声が耳に残る・・・。＞＜；

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