そして、生まれた(^◎^)

2013年4月3日(水) 557 / 10

１匹目の羊膜が出てきてかれこれもう20分近くがたつ。

いちごは頑張っていきんでるんだけど・・・進まない。

まいった・・・・予定では羊膜が出てきたら途中から引っ張り出そうと思ってたのに、まだ羊膜の中の赤ちゃんのしっぽしか見えない状態。

どうしようかと思案していたら、あら？？

「羊膜が二つになった？？！！」

なんだこれ、どういう状態なんだろ？？

急いで２階のPCでネットで検索。引っかからない。

いちごがしびれを切らせて、お股にはさんだまま階段途中まで登って私のもとへ来ようとしていた。

うーん・・・これはどう考えても・・・あれだよね。。。
２匹目がでてきている。
下手したらそのままお産が進まず両方死んじゃうんじゃ・・・・。

病院へ電話するか？いつも通っている病院に当直がいるとは思えない。
（入院している子の面倒を見る助手はいるかもしれないが）

私を信用しているいちごを医師に託すのか？？
結局は簡単にすむ帝王切開をされるだけになるのもなんだかなぁ。

意を決す。

「ごめん、いちごちゃん、痛いかもしれないけど頑張って！！」

産道入口周りを軽く押さえ、羊膜を破らないように引っ張ってみる。
（もちろん手は何度も洗った上に消毒済みです）

すると。

１匹目の羊膜を引っ張ってたのに、どういうわけかあとから出てきた羊膜の方が出てきた。羊膜が雪だるまみたいにでている。

なんかすごいことになってしまってるような・・・・。

すると、いきみが止まっていたいちごが再びいきみだした。

「そう、そうよ！！頑張れ！！」

いきみで羊膜が出ようとするときに一緒に引っ張る。

体が半分以上見えた！！こうなればもういけるはず！！

４，５回いちごが力を入れると、ぬるっとばかりにシルバータビー柄、いちごと同じ色の子が出てきた。

このあと、母猫は赤ちゃんをなめて羊膜をはぎとってへその緒を噛み切るというからワクワクして待っててもいちごは横たわって息遣いが荒いままだった。

(;ﾟДﾟ)!　　

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