私が里親さんに連絡を入れないわけ。

2014年12月21日(日) 2014-12-21T20:56:59+09:00 567 / 0

本当は自分が責任を持って飼いたかった。

でも自分の能力を過信していた。

追い詰められてやっと気づいた。

結局は「放棄」したわけで。

他所様に託すしかなかった。


そんな私が「絶対に室内飼いで～」とか「ワクチンは年2回で～」とか

里親さまに強制はできません。

1ヶ月に1回はメールで近況を…なんて思っていましたが

手放してから2ヶ月経つ子にも　

未だに執着している私がいます。


本当に田舎で車も走らないようなところに住んでる方に

「絶対に室内で飼って下さい」とは言えませんでした。

ワクチン接種の副作用を気にしている方に

全ての子たちのワクチン接種もしていない(できない)私が

「それでも絶対に接種は必要です」とは言えません。


冷たいようですが　寿命で考えたら　必ず私より猫が先に逝きます。

物心ついた時から多くの猫や犬に囲まれて育った私は

超田舎で育ったのと　

猫が野や山を駆けまわっている姿が当たり前だったのもあって

今でも　山奥で隣家まで100ｍ以上離れているような家で

好きなように野山を走らせてあげたいという気持ちもあります。

人間だって普通に暮らしていたって病気になる。

何十匹の猫を看取ってきましたが　それでも1週間泣き通せば切り替えられました。

ただでさえ他に多頭数いたので　それが当たり前でした。


今　思っているのは

私の腕の中で亡くなったわけではない　猫ちゃんたちを

ずっとずっと気にかけて追い続けているのは怖いのです。

この人なら大切にしてくれると信じて託したわけですから

私が図々しく何かアドバイスをしたり　近況を聞くのは違うな…と。

私のエゴで貰われていった子たちは　絶対に幸せだろうと信じるしかない。

里親さんに対して気に触ることも言ってしまったと思っています。

自家繁殖で手詰まりになった私が　何て偉そうなことを言ってしまったんだろうと

反省ばかりです。


無責任だと言う人もいるでしょう。


でも　色々な猫の愛し方もある。


確かに室内で飼っていれば病気をもらってくることもありません。

車に轢かれることも　縄張り争いで大怪我を負ってくることもありません。


でも　一生懸命頭を使ってどうにかして外に出てやろうと目論んでる子が

いるのも事実です。

「ダメだよー」というより「ごめんねー」と言ってしまいます。


里親さんからメールを頂くことがこんなに嬉しいものだとは思いませんでした。

が…


私の気持ちが吹っ切れないんですよ。




これから体調を戻して万全な私に生まれ変わったとしても

きっとほそぼそと猫の保護活動を個人でしていくと思います。




みんながきっと幸せであると信じています。


もう今年も終わります。

年賀状を出して終わりにしたいと思います。





酔ってるから「戯言」なのでスルーして下さいね(^^ゞ