良好。
去勢手術済み。5種ワクチン済み(二回)。ノミ・ダニ予防済み。検便(-)、エイズ・白血病(-)、検診済み(著変なし)。医療管理、トイレ躾等の婿入り支度完了しています。(月令が満ちて手術ができるようになりました。あとは可愛がるだけの状態でお届け致します。)
まりお君♂ 6ヶ月
日本猫(キジ白) しっぽがキジ猫らしく縞々になっていて、先が白いのが“まりお君”です。兄弟のうち、男の子は、前髪のように見えるキジ模様がアシンメトリーなのですが、まりお君は、左側だけパトラ様の目尻になっています。
長くまっすぐなしっぽ。
2021年4月1日生まれ
人間の保護下で生まれ、母猫の愛情を受け、兄弟と身を寄せ合って育ちましたので、屈託のないやんちゃボーイになりました。
トイレ躾済み。室内の猫砂トイレにきちんと排泄できます。
地域猫の餌場で緊急保護した子達のうち、最後の1匹が妊娠しており、その母猫から生まれた子です。
餌場の状況から、避妊・去勢をして貰えていませんでした。今後過酷な環境下で望まぬ妊娠・出産・子育てを繰り返し、不幸な子が増えていくことが明白で、それがあまりにも不憫でやりきれず、緊急レスキューをはじめました。
「餌場」とは、高齢女性が一人で住むお宅でした。近隣から苦情がでるようになり、地元の草の根ボランティアさんが相談を受けて急ぎ有志によるレスキューがはじまりました。餌付けしていた女性しかキャリーバッグに入れられないため、とにかくつかまった順に引き受け、入念な医療ケアをほどこして、里親探しをしております。
( 高齢女性には、避妊手術をしてやらないなら、餌やりは厳禁であること、最後の1匹まで協力はするが、今後一切餌やりはしないこと、むやみな餌付けは決して善行ではないこと、保護して里親を探すことには膨大な労力と時間が必要なこと、等々をお伝えしてあります。ご理解いただきたい点ですが、動物レスキューにおいて、ほとんどの場合、事態を順利に進めるために、不認識な張本人と感じても、そのかたと協調しなければなりません。感情のおもむくままに、語気をあらげたりすれば、助かる命も助からないのです。)
全ての子をTNRするだけでも厳しい戦いと思って取り組んでおりましたが、昨年暮くらいから“保護”においては、ゴールが見えてきました。餌付けした女性の“動機付け”を持続させるため、未保護の子残り3匹分、ケージ3個とキャリーバッグ3個をご自宅に設え、捕まったらすぐに連絡をいただけるよう伝えて年を越しました。
そもそも、自身の招いた事柄で他人がこれほどに物心を費やしているなら、捕まえるくらいのことは迅速に協力してしかるべきところと思っておりましたが、残りの子達の保護にもたつき、相談を受けたボランティアさんも高齢で、催促にも二の足を踏み、なかんずく最後の1匹は矢の催促をしてようやく重い腰をあげ捕獲に至りましたが、もはや手遅れで身重となっておりました。
最後の1匹を入院させ、エコー検査の結果が病院からもたらされた時には、目の前が真っ暗になり、思わず餌付けした女性を恨めしく思ったものです。
ボランティアさんの中には、お腹が大きい子を保護して、避妊手術をほどこし、「何匹入っていた。間に合ってよかった。」と安堵するかたもいらっしゃいます。別述致しますが、結果論としてそれが適切なのでありましょう。
しかし、手術してしまうことは私にはできませんでした。出生まもない子と、胎児と、どこにかわりがあるのか、青くさく思うのです。身重の子を保護したことははじめてでしたが、世のベテランボランティアさんのように肝のすわったことは私にはできない、それゆえ、常々その様な事態を避けたいあまりに、後手に回って取り返しのつかぬことに陥る前に、先手をうってきたつもりでした。このような子に遭遇することを心からおそれていたのです。
重苦しい気持ちのまま、母猫の保護を続け、月日が満ちて5匹の子が生まれましたが、うち2匹は数日で幼逝してしまい、3匹が育ってくれました。子猫が乳離れしましたので、母猫は弊方が責任をもって避妊手術を致しました。
小さな命を保護したのは、はじめてではありませんが、いつも感じることがあります。過酷な外猫生活をかいくぐって保護されるまでには、どの子も人間のエゴや裏切りの被害にあっています。この子達に何の罪もありませんが、少しでも保護の手をゆるめれば、またすぐに劣悪な環境に転落し、危険に晒される、それがたえきれず、またもしこれを見過ごすなら、私は以後どれだけの自責にたえなければならないのでしょう。
万感はあるものの、言葉を選んでおりますと、募集開始が遅れるため、後はつれづれに巻末にでも随時記述したいと存じます。(多くは当サイトで募集中の「まさお君」の記事に詳述致しております。)
保護後の医療管理は入念に行いました。里親様には診断書、血液検査の結果など、健康に問題ない旨を証明するあらゆる書類を提示致します。
どんな動物、どんな人間にも生まれてきた意味、生まれてきた価値があるはず。過酷だったこの子のこれまでの生涯を癒してあまりある満月のような余生を与えてやりたい、それが心からの願いです。こころざし深いかたのお目に留まりますよう祈っております。
読解困難な日本語でのご応募が誠に多く、応募総数や交渉の履歴ばかりが増大して重なってゆき、ご覧下さるかたの心証を損ねることを切実に案じております。この子の名誉のために冒頭書き添えますが、留学、就学、就業中の在留資格者のかたは、生涯飼育が可能かどうかを何卒熟慮の上ご応募下さいますようお願い申し上げます。
完全室内飼い、終生愛育、万一世話できなくなったりこの子が病気になったりしたとき、解決困難であれば、相談してくださる方を希望。インターネットの里親探し掲示板を有する多くのHPに謳われているように、身分証明書の提示、誓約書の取り交わし、飼育環境把握のための協力、譲渡後の折にふれた近況報告等に同意してくださる方を希望。トライアル期間を設けること、この子をご自宅までお届けすることに応じてくださる方を希望。
この子の幸せだけを切に願い、敬遠していたインターネットでの募集にふみきっております。広く多くの方にご覧いただいているため、こちらの希望だけを書き連ねておりますが、こころざしの深い方であればあるほど、きちんとしたプロセスをふんで譲渡されることを望んでくださると信じております。心ある方には、ご無礼のほど、どうかお赦しください。
追記
・母を在宅でワンオペ介護していた影響で、母を看取った後も体調等の都合上お届け地域が限られる場合もございますので、ご応募の際は、お住まいの都道府県まででなく、できれば市町村もお知らせ下さい。県内からのご応募は、合併後、市町村も大変広範囲ですので、可能でしたら、「旧○○」など、お届け距離のわかる記述をしていただければ幸いでございます。
・「里親探し」の鉄則にのっとり、「ご自宅お届け」がかなわない場合は応募者様からのお引き取りには応じられません。
・ご応募はご覧のサイトの規定にそって正規での方法でお願い申し上げます。拝受後は、たとえ一言でも迅速なご返信を心がけておりますので、ご応募やご連絡の折、長らく反応がない場合は、弊方のPCへの伝達不具合による未読とお思い下さり、ご面倒でも弊ブログにお入りいただきメール箇所からお問い合わせいただきますようお願い致します。(ご連絡をいただいてから、弊方にメールで知らされるまで、多少の時間差があり、まれにご連絡が届かなかったことがございました。)
・世情の変化からご利用者が増加したため、言わずもがなの初歩的なご説明、ご容赦下さい。「ご自宅お届け」がすなわち譲渡ではなく、トライアル成功の後双方合意してはじめて譲渡が成立するもので、トライアル中の所有権は保護主ということになります。
・応募者様とやりとりをさせていただき、お届けまでお話がすすみました際には、告知義務に関わる近況は一度お電話でご報告させていただき、トライアル開始の導入方法につきましては、お住まいの構造等をお伺いし、ご一緒に最善を考えてまいりたいと存じます。その際、応募者様のほうが飼育については格段に手慣れていらっしゃるかと存じますので、弊方に不認識、不心得がございましたら、どうかご遠慮なくご指摘いただければ幸いです。お届け時には、事前に告知して頂いた内容が実際と著しく相違している場合や、幼いお子様と甚だしく折り合いの悪い場合などは、そのまま連れ帰ることもございますので何卒ご了承下さい。
ここは質問欄です。応募の意思がある場合は「この猫ちゃんに応募」からお願いします。
応募に関係のない投稿は削除されます。