連休谷間の2日(月)は、前々から約束していた担当役員と秘書二人でのイタリアンな夕べを楽しみました。
「予約の取れない料理教室」で有名なSento Bene@外苑前は、身体に優しいお野菜をふんだんに使ったクセの無いイタリアンで、スパークリング、白、赤さらに赤とワインも美味しくいただきました。
NYUのMBAホルダーで、海外駐在の長いエリートさんなのに、気さくで偉ぶらない役員の横顔を垣間みて私は上司に恵まれているニャ〜と改めて思った夜でした^^
さてさて、本日は時々登場する我が家の長ニャン・モモ(♂・推定3歳半)を紹介させてください(^・ェ・^)

photo by 太田 康介さん
モモという名前は仮名でした。つまり、元保護猫さんです。
今からさかのぼること、3年前の初夏。
主人の会社スタッフから「近所に人懐っこい仔猫がいるんです。膝に乗ってくるし、片方の目はなんだかおかしてくていつも涙をいっぱい流しています」。
「餌やりをしてくれる人はいるようだけど、苦情の張り紙が掲示されていてもうすぐ行き場を失いそうです」と、連絡を受けました。
当時、とある保護施設で譲渡責任者として寝る間も惜しんで動いていた私は迷わず「捕まえてうちに連れて来なさい。責任を持って里親募集をするから。」と伝え、常に洗濯ネットを持ち歩くように指示をしました。
週末の夜、保護施設で事務処理をしていたところにかかってきた電話。
「今、クロちゃんを保護しました。洗濯ネットを用意すると逃げるので、ジャケットの中に抱っこして歩いて連れて帰りました。これから車で搬送します」
すぐに自宅に戻り、ケージを組み立て、ほどなくして到着した猫にプロフェンダーを滴下しました。
ケージに入れると出せ出せコールで暴れるので、一部屋フリーにしたらゴロゴロと喉を鳴らし
連れて来たスタッフに抱っこされて満足気な様子。
獣医師の所見は、左目はおそらく猫風邪ウィルスでダメージを受けほとんど視力がないこと、右後ろ足の指は3本しかなく、治療された痕跡があるとのことでした。
すでに去勢済みの印である耳先カットが施されていたことから、どうしても保護して里親探しをすることができず、去勢時にできる限りのケアをしてリリースされた仔だと確信しました。
こんなに人懐っこい仔をリリースすることはさぞ辛かっただろう、と小さな耳先カットを入れてくださったボランティアさんの気持ちに思いを馳せたら、胸がいっぱいになりました。
誰にでもフレンドリーでおちゃめな性格のクロちゃんは、いつものとおりフルーツの仮名を付けて「モモ」としました。
*私のジンクスなのですが....、「実が熟して、良縁相成る」という願をかけてフルーツの仮名を付けています=*^-^*=

こちらは、保護直後のモモ。
年齢が幼いせいもありますが、骨張った顔に大きな耳が目立ちます。
餌やりさんがいても、毎日満足に食べることはできていなかったのでしょう。
本当は里親募集をする予定だったのですが、保護施設の業務に忙殺され、当時健在だったポルコも渋々モモの存在を許容してくれたので、そのまま我が仔とすることになりました。
今振り返ると、短命と言われていたポルコがそれから1年後に空へ還り、私がペットロスにならないように予め猫神様がモモを我が家に導いてくださったのかな?とも思います。
そんなこんなのご縁で、一緒に暮らして3年目。
相変わらず鼻水をとばし、涙目のお顔をブルルンっ!と振ると床には水玉模様の涙痕が点在しますが
夜は必ず私のベットに潜り込み、お腹にぴたっと寄り添って眠る甘えん坊のやんちゃ坊主☆
どこにでもいる雑種の黒猫でも、私にとっては愛してやまないカワイイカワイイ存在なのです☆
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