

ゴールデンウィークの真っただ中に保護した3姉妹のお話です。
かなりの時間が経過してしまいましたが、生きた証・・・を残してあげたくて
少しおちついてきた今日この頃日記にUPさせていただきます。
最寄りの保健所ではゴールデンウイーク前日の夕方にはすべての子猫が保護されたのを確認していましたので
5月2日の日は、もしかしたらいるかな??という念のためという気持ちで電話を入れてみました。
すると、「ねこかぜで状態が悪い仔がいます」とのお話。
いつもの職員さんからそんな状況を聞き、即家族そろってお迎えに向かいました。
連れて帰ってみると、3~4週齢。歯は生えていましたが、体重は150~250グラム。
がりがりで想像以上に状態が悪く今日もつのかな??
というほどの状態でした。
顔がはれて目は目ヤニでくっつき、さらに鼻が詰まっているようで上を向いて苦しそうにしていて
呼吸困難のようでした。
かかりつけの動物病院はすでにお休みに入っていましたが、無理にお願いして緊急で診ていただきました。
しかし翌日からは長期で先生が不在になる様子でした。
保護翌日からは、稼働している病院を探してはあちらへこちらへ動物病院のはしごです。
なぜなら鼻が詰まっているため、ミルクも離乳食も全拒否(;´・ω・)
無理やり口に入れても、口の中の口内炎が痛むのか飲み込むまで1分ほど固まったまま・・・。
嫌がる子猫たちに一日3~4時間おきに一口でも飲み込んでほしい一心で口に押し込みました。
ですが口に入れてくれたのはほんの少しでしたので皮下保液に頼るしかできませんでした。
そんな状況でも、
もぐもぐ食べられるくらい大きくなりますようにとの思いを込めて付けた名前の一番小さな・もぐちゃん
ここ宮城にゆかりのある武将の名前をおかりしてたくましく育てと・まさむね
もう一匹は、三毛猫だったのでみけた・・三匹は一生懸命生きてくれました。
写真は保護当時に撮影した画像です。
いまも、一番大きかったみけたは頑張って生きています。(画像一番手前)
現在生後2か月ほどで500グラム。
うち来た時から比べれば倍の重さになってくれましたが、まだまだ通常の半分ほどです。
そしてまだ、角膜炎の治療を続けています。
もぐちゃんは、男の子で白サバちゃん。
自宅で点滴を受けながら頑張りましたがうちに来てから5日後の5月8日夕方虹の橋を渡りました。
保護当時から、鳴く力もなかったもぐちゃんが亡くなる一時間前、大きな声で一鳴...。
呼ばれるように家族が集まり・・・
一時間後、連休中ということもあり一番面倒を見てくれていた旦那の手の中で息を引き取りました。
そして、その二日後まさむねもまた、虹の橋へと旅立ってしまいました。
まさむねももぐちゃんと同じ男の子でサバ白ちゃん。
酸素ボンベを病院からお借りして簡易の酸素室を作り、小さいながら点滴をつけてがんばりました。
しかし酸素室でも苦しそうに呼吸するまさむねをみて、
自然な形で最期を終えさせてあげたいね・・・。と旦那と話し合い、
酸素室から出し、苦しそうに鳴くまさむねを抱きかかえさすりながら最期を看取りました。
酸素室から出して30分ほどの時間でした。
どんなに助けてあげたくても、助けてあげられない命があります。
何度、立ち会ってもお別れにはなれることができません。.......................................
生きたい!!と叫ぶように鳴くもぐちゃんとまさむね。
でも最期はとても苦しそうで、何が正解だったのかな・・・。
ただの自己満足の延命だったのかな・・・??
せめてもの弔い。
二人とも亡くなった後、苦しかったであろう点滴を外しきれいなお花で飾ってあげました。
今頃は、虹の橋の向こうで元気に2匹で遊んでくれているかな?????
またいつか会えるかな。
この日記をUPするかどうか正直迷いました。
でも、保健所に持ち込まれこんな形で最期を終える仔たちがいることを知ってほしいと
思い、UPさせていただきました。
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