ケージを覆うタオルをめくると、安定のシャーーーーーッ!
「なんだお前か、おやつなら食うぞ」と言いたげに、ジト目でまばたき。
伸びをして、体勢を整えて、軽くグルーミングして、香箱座り。
よだれをボトボトたらしてスプーンからおやつを食べたら、猫じゃらしで控え目に遊ぶ。
コテンッと寝そべって、両手と首を伸ばして、目を細めて。
ミューン。。。と小さく鳴いたキジトラさん。
だいじょうぶ、だいじょうぶ。
もう何も心配しなくてもいいよ。
あんたはがんばって生きてきた。
ほんと、生きててよかった。
怖い思い、辛い思いをして、死ななくてよかった。
もうお外はいやだね、そうだよね。
ここならだいじょうぶ。
これから、がんばって仲良くなろう。
腿と尻尾の傷も治さないとね。
いっしょに病院行こう。
がんばろう。
まだ手はこわいよね。
じゃあ、これでくりくりするね。
孫の手でキジトラさんの喉を撫でると、いつもの唸り声ではない音が。。。
ゴロゴロゴロゴロ。。。♪
涙ぐむわたしを、やっぱりジト目で見つめるキジトラさん。
「へんなオバチャン!」と、おちり付近をカミカミ。
。。。あ!!!
。。。タマタマ。。。無いね!
キジトラさん、メス確定。

もちゃさんがキトンだった時の写真です。
こうやって見比べると、キジトラさんは当時3ヶ月のもちゃさんより顔がしっかりしてて、体長が長いかなぁ。。。
長いけど、顔は小さいんだよなぁ。。。
メスだからかなぁ。。。
栄養状態がよくなって毛艶はよくなったけど、まだまだ痩せてるキジトラさん。
乳歯はどうだろう。。。生え替わりの時期なのか、あくびすると口臭を感じる気がする。。。
腿と尻尾の傷、気になって舐めるせいか、治りが悪い。
毛は生えてきたけど、傷はカサブタにならずぐちゅぐちゅしてるみたいで、傷口から水っぽい膿?透明の滲出液?がポタッと落ちることがある。
仮に病院で処置してもらえたあとしても、首にカラーなんかはめたら、キジトラさん怒髪天だろうなぁ。。。くわばらくわばら。
でも、はやいとこ、がんばって病院には連れて行こう。
引っ掻かれるの覚悟で。
育猫は、山あり谷あり、笑いあり涙あり。
不安も悩みも尽きません。
でも、あきらめずに、猫と向かい合って、よかった。
キジトラさん、ありがとう。
ゴロゴロの次は、素手で触らせてね。
多少の猫パンチは仕方ないけど、爪はひっこめてね。
もちゃさんも、いつもありがとう。
落ち込むわたしを励まそうと、いつも手をペロペロしてくれたね。
その優しさが伝わって、キジトラさんと仲良くなれるといいね。
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