
盲導犬は幸せなんだろうか?
気になって気になって、盲導犬ユーザーさんやその家族のブログや文献を読み漁った時期がありました。
わかったことは、ハーネス(胴輪)を外したら普通のワンコだということ。
いたずらしたり、甘えたり、散歩に連れてってもらったりと、家族の一員として愛されていてとても安心した覚えがあります。
家の中ではだらけきってるけど、お仕事モードになると別犬になる、という話もありました。
盲導犬というと、仕事中の姿ばかりがクローズアップされますが、盲導犬のアフターファイブも取りあげて欲しいです。
レトリーバーは人が大好きで常に一緒にいたがるワンコなので、主人とどこへでも一緒に行ける、仕事もプライベートもパートナーというのは、ワンコにとっては幸せなことじゃないかと、最近は思えるようになりました。
もちろん、仕事中の失敗は許されないし、プレッシャーは相当だと思いますが。
プレッシャーといえば、盲導犬はストレスが強いから早死にする、という誤解が見受けられますが、
仔犬の頃から医療は手厚いですし、年1回は健康診断も受けます。
盲導犬の平均寿命はだいたい13歳。大型犬では長生きなほうではないでしょうか。
もうひとつ、盲導犬が道を覚えているわけではないということ。
曲がり角、段差、横断歩道、ドア、改札などの場所は教えてくれますが、
目的地までは連れて行ってはくれません。ユーザーが頭の中に地図を描いて犬に指示するんです。
なので道に迷うことも多くあるそうです。
横断歩道を渡るときも、周囲の音や匂いだけで判断しているので、雨の日などは特にわかりにくいそうです。
もし、視覚障害者の方が困っていたり、交差点待ちをしていたら、
「お手伝いしましょうか?」と声を掛けていただけると大変助かると仰ってました。
街中で盲導犬ユーザーを見かけることはあっても、
盲導犬が一緒にいるから大丈夫、と勝手に思っていたので、目から鱗の事実でした。
盲導犬をスーパーマンだと思っちゃダメですよね。
ひと声かける勇気を持ちたいと思います。
パピーウォーカーになってよかったことは、盲導犬のことを知ることができたことです。
それと、ラブちゃんに出会えたこと!
残り数カ月、お茶目でやんちゃなラブとの愉快な毎日を噛み締めながら歩いて行こうと思います。
【おまけ】 ラブちゃんwithにゃんず
「かかってこいにゃー!」
「……。汗」

「…いびきうるさいにゃ」

「せまいにゃ」
「(あとからきたのに?)」

「ガブー」
「……え?」

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