




「路地裏しっぽ診療所」白血病のクモちゃんより
猫白血病は、猫だけが感染する伝染病です。
唾液、尿、涙、母乳、血液から感染します。
「白い血液の病気」の名前の通り、
赤血球、白血球、血小板が減って、
血液が薄い状態になります。
赤血球が減るから貧血が起こり、
白血球が減るから感染しやすく、
血小板が減るから出血しやすくなります。
感染してすぐに治療して猫の免疫力が勝てば陰転する可能性もありますが、
4ヶ月たっても陽性が変わらない場合は持続感染になったと考えられます。
離乳期前の感染は持続感染、発病しやすくほとんどが3〜4年以内に死亡します。
白血病ウィルス感染を防ぐワクチンもありますが絶対ではなく
ワクチンじたいが体の負担になり接種できない猫さんもいます。
隔離すること消毒を徹底することで感染を防ぐしかありません。
私も、白血病のコと暮らすなら、隔離と消毒は徹底しなければと思っていました。
だけど、ワンコとなら、普通の猫さんとして自由に暮らすことができるんですね。
もちろん猫さんの性格にもよるんだけど、犬と一緒に仲良く暮らせたらいいです。
飼い主さんも猫さんと一緒にいれるけど、心労で精神的に追い詰められてしまうこともあるから、
いつも変わりなく接してくれるわんこの優しさ、明るさに、心が救われるような気がしています。



















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