竜ノ介物語２　その２　「竜ノ介君、ドボンですよ！？」

2007年10月10日(水) 343 / 11

毎朝洗濯をするとき、家は構造上お風呂場に行き専用のバルブを開けなければなりません。

…と変な出だしで始まった今回の竜ノ介物語２。今回はお風呂場での災難のお話。

その時に通気のため窓を開けるのですが、どうやらそこから眺める景色がリュウさんにとってはお気に入りのようで…。

一回登ったら結構な時間下りてきません。

が、その間も洗濯は続行。

あせあせと忙しそうに洗濯の準備をする母。

相変わらずジ～ッと外を見て微動だにしない黒猫…。

しばらくそんな時間が続き、手洗いに使うお湯を使うため、母が湯船のふたを開けた瞬間、黒い物体が「ドッボン」と落ちてきました。

そうリュウさんです（爆）

どうやらふたを開けたタイミングと、リュウさんが下りてきたタイミングがシンクロしたようで…。

いつもあまり鳴かないリュウさんも、この時は「フニャ～～～～～～！」と大きな悲鳴をあげました。

母が助けようとしましたが、浴槽が高い上、お湯が半分くらいしかなく腕が届かない。

バシャバシャと溺れてるような様子のリュウさん。

と悲鳴を聞いてた父がすっ飛んできました。

「どうしたどうした！？」と混乱する父。

「リュウたんが落っこちたんだけど届かないよ～T-T」と母。

「なんやねん？今の？」と眠い目をこすりながら風呂場に来た僕…。

ス：見た瞬間「ハゥアー！！！溺れとるやん！！」

父：「早く助けないと！」

と今度は僕と父、二人同時に風呂場の入り口に向かったもんだから、案の定入ることはできず、その反動で二人とも吹っ飛ばされる始末…。

ス：「ア～！もう！父！行け！」（←寝起きで機嫌の悪い男の図（笑）

とここでようやく救出。

ビチョビチョになった体をふこうとしましたが、ご機嫌ナナメになったリュウさんはその手を噛む始末…。

自分でペロペロと舐めて自然乾燥させていました。

落ちた瞬間「はい。竜ノ介君ぼっしゅーとー」

「おれはスーパーヒ○シくん人形じゃないニャ～！」と思ったかどうかは謎です（笑）

それでも毎日、風呂場を開放すると、やってきて懲りずに外を眺めるリュウさんでした。

あの時は災難だったね～リュウさん。

「つうか親子で何やっとんねん！あの時ちょっとイラッとしたわ！」