震度5強でした。
いきなり、横にガタガタ揺れて、あ、縦揺れじゃないからとりあえず火山性ではないから少し安心。(鹿児島は桜島がありますので)怖いけど、と揺れながら思っていました。1、2分でしょうか?
ただ、とても怖かったです。
その時、ちょうど赤ちゃんの授乳中で、とりあえず赤ちゃんを抱っこしつつ、ゆきまるに「大丈夫、大丈夫」と声をかけていました。
ゆきまるは、初めてこんな揺れを経験したのですごく怖かったようで、しっぽと全身の毛がぼん!と膨らんで部屋中を走り回っていました。
物は落ちたりしましたが、大きなものが倒れてくるまではありませんでした。
揺れが落ち着いてすぐに、お風呂に水を張ったり、逃げ道の確保、全身鏡を倒しておいたり、などできることをしていました。
ゆきまるは、ご飯を出したらいつもすぐに食べるのに全然食べずにいろいろしている私の後ろをずっとついてきて、トイレに行ったり目の前からいなくなると、にゃーにゃーとドアの前で鳴いていました。揺れが収まってから2、3時間そんな状態でした。その後、少しずつたべてくれ安心しました。
でも、一緒にいるときで良かったです。
妹のうちの猫は熊本地震の時にちょうど1ぴきで家にいる時に揺れて、相当怖かったようで、ずっとベットの下から出て来ないで、2、3日ご飯も食べず、トイレもあんまり出なくてとても大変だったようでした。
もし、大きい地震がこのあときたら、赤ちゃんや猫さんを連れて逃げるのに不安でした。避難所はペット不可のところも多いし、可でも結局犬の声が怖くてずっと怯える子も多いそうです。夫は自治体職員なので、もし大きな地震になったら、避難所詰めで家にはしばらく帰れません。鹿児島にはまだほとんど知り合いもいない状態です。夫と話して急遽、熊本の実家に私とゆきまると赤ちゃんで少しの間帰ることにしました。
夫が夜仕事から帰ってきて、すぐに高速に乗って着いたのが23時ごろ。途中で止まって、授乳したりと疲れました。ゆきまるも地震の影響もあって、移動の時間ほぼずっと車の中で鳴いていました。いつもは高速ではだいたい寝ているゆきまるです。かわいそうでしたが、もし、大きな地震が来たり、細かい余震が続いて不安な思いをするより、いいかなと思って、ごめんね、怖いね、大丈夫だよと車の中で声をかけながらゲージ越しに撫でていました。ゆきまるは頭を手にスリスリしたり、舐めたりしていて、とても不安そうでした。
着いて夜中もゆきまるは慣れないところでバタバタしていましたが、だんだん落ち着いてきたようです。
夫はまた今日、鹿児島に帰るので大きな災害にならないことを祈っています。

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