「悲しかったことも書いていいんだ」
きなこは、この家で初めて飼った子で、きなこ色でもなく雄なのに「きなこ」
小さい頃から凶暴で、遊んでたら必ず流血
( ̄^ ̄)
けど、夜は必ずわたしの近くで眠り、仕事に出かけるときは鳴いて鳴いて駅の近くまでついて来たこともあります。
去勢はしてましたが、外の世界も見てほしくて、二階の窓から自由に出入りできるようにしてました。
季節の移ろいや、風の匂い。
外の生き物や、危険なもの安全なもの。
わたしの実家はとても田舎で、猫は外飼いがほとんどで「にゃーお!(ごはんだよ)」と呼ぶとどこからともなく集まる猫が日常でした。
このご時世、外飼いが危険なことは十分承知してました。
けど、きなこはいつだって帰ってきたんです。
気がつくと隣で寝てたんです。
帰らなくなったのは数ヶ月まえ。
いま、どこで暮らしてますか?
お母さんのこと忘れてしまいましたか?
元気ですか?
おなかは空いていませんか?
もう、少し寒くなりました。風邪をひいていませんか?
たまには帰ってきてください。

きなちゃん
きなちゃん
とても会いたいです。



















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