OS9@ネスケ7じゃ、ネコジルシなかなかつながらないんですもの(涙)
それはさておき、何という理不尽な世の中でしょう!
友人&自分にまつわるちょっとした事件!
半年ほど前、友人のご近所に1頭のラブラドールワンコがやってきました。
年輩のご夫婦ふたり暮らしの裕福なご家庭なので「あら、ワンちゃん飼ったのね」
ってフツーに思っていました。
ラブワンコは7歳。ちょっとメタボっぽい可愛らしい女の子です。
ある日、友人がワンコとお散歩中、バッタリラブワンコ&飼い主さんに会いました。
「可愛いラブちゃんですね〜*」「はぁ’でも困ってるんです…」
聞けば遠方に嫁いだ妹さんが、色々あって離婚。ワンコと暮らせるマンションを
見つけるまで、という条件で預かったものの、引き取りに来る気配はなし。
妹は愛犬家だけど自分は元々動物は好きじゃないし、大きい犬の散歩は疲れて仕方がない。
誰か代わりに預かってくれる人はいないかと声をかけている…と言うのです。
友人宅には大型犬の老犬2頭に太りすぎの小型犬1匹、
耳の聞こえないニャンコが1つ。
老犬たちの介護をしながら必死で働いています。
(友人も動物バカの血がながれています)
「まさか保健所に出すなんてことはないですよね」と、友人
「いぇ、それも考えているんですよ」サラリ、とご近所さん。
…クリクリのつぶらな瞳を輝かせ、しっぽをフリフリしながら楽しげに見上げているラブワンコ。
「ウチで預かります!」後先考えずに口走ってしまったそうです。
離婚されたご近所さんの妹さんに事情をはなしたところ、大変恐縮し養育費(?)は負担します、
住むところが見つかるまでお願いします、と深々と頭を下げて行かれました。
「あぁ、ラブワンコよ、あなたのご主人様はあなたのことを心から愛しているのね」と目頭を押さえる友人…
なんて良い話なんでしょう!(じぃーん)
…と、ここまではね(溜息)
私も度々お散歩のお手伝いをしたりしてラブワンコと仲良しになったんですが、
なんかこのラブちゃん、妙にビクビクするし分離不安っぽいっていうか
大型犬らしいゆったりしたところがないのです。
始めは「大好きな飼い主さんと離ればなれになっちゃったからね〜」って思ってたんですけど、
どうやらそうではなく、常に人の顔色を伺いおどおどしているのです。
獣医さん曰く「常に怒鳴られていたのでしょう。あまり医者にもかかってませんね」とのこと。
腫瘍や脱臼など次々と具合の悪いところが見つかったのです。
友人も私も必死にケアしました。ケアしていく中で、「あの飼い主に返して良いものか?」
という一抹の不安がよぎりました。
そして月日は流れ、ラブワンコもだいぶ田舎ののんびりモードに慣れてきたな、と感じてきた矢先、
衝撃の出来事が!?
やっとペット可のマンションが見つかった、とのこと。
そしてなんと!?「新しい犬を飼ったので、ラブラドールはもぅいらない」というではありませんかっ!!!!!
(絶句!)ぬぁんだとー!!!(怒)あたし達がどんな思いでラブワンコのケアをしてきたと思ってンのよ!
養育費は出したんだから文句はないはず…あっさり一掃されました。
聞けば慰謝料ガッポリもらって郊外の高級マンションに落ち着いたとか。
ブリーダーから薦められ、流行の犬種を買ったそうな。
なんなんだ?このオバハン!!
腑が煮えくりかえりましたサ!なんて身勝手なんだ!
こんなくだらない人間のせいで翻弄されるワンコが可哀想だ!
「愛犬家」が聞いて呆れる!
犬好きの人しか犬に関わっていないはずなのに、不幸なワンコのなんと多いことか!
先日、ラブワンコは晴れて友人のウチの子になりました。
ゆとりがあってワンコを引き取ったわけではありません。
目の前の無垢な瞳を、人間のエゴで曇らせたくないからです。
友人はこの子の臨終の瞬間まできちんと責任を持って守り抜くと、怒りに声を震わせていました。
まぁ、あんな酷い飼い主の元に戻さなくて良かったけど。
さぁ!今年こそは宝くじ当てるどー!!!
うぉりゃーーーーー!!!

最近のコメント