先日のこと

2017年10月31日(火) 430 / 6

先日、主人が仕事の関係者の方に、あることを言われました。

我が家は、知り合いの方は沢山猫を飼っていること、すぐに引き取ってしまうこと、猫についてすぐに対応してしまうことを知っています。

言われたあることとは、身内が猫を拾ったとのことで、飼い主さんを探しているとのことでした。

余計なお世話と思いつつ、里親探しの注意点など話したそうです。

そして、また別の日。
猫のことが気になり、主人が進展を聞きました。
問い合わせがあるとのことでしたが、破談なら行き先がないので、主人が行き先がないなら、引き取りますよと伝えました。

そのとき、言われたのです。

「そんなに猫がいるのに、どうしてですか？」

主人は、とっさに言いました。

「知ってしまったから、死んでほしくないだけですよ。」と。

結果的にその猫は、もらわれていき、我が家には来ませんでした。

私も主人も沢山の猫を保護し家族となり、見送ってきました。
野良猫も沢山手術しました。

全て、好きでやってきたことで、自分のためにやってきました。
今後も縁があれば引き取るでしょう。

そして、これを理解できない人もいるでしょう。

でも、何を思われても、悪口を言われても、猫を押し付けられても、私も主人も気にしません。
利用されても、気になりません。

それは、自分に迷いがないからです。

時々、有難いことに、私たちのことを、中々できないとか、スゴイ！とか言って下さる方がいます。

しかし、誰かに自分が頑張っていることを認めてもらいたい、気持ちを代弁してもらい、怒ってもらいたい・・・そんなこと、望んでいません。

自分がしていることは、社会的に認めてもらえることでもないです。

ただ、そこに猫がいるから・・・です。

もし、大変な毎日なら、自分で選んで大変にしたのです。誰のせいでもありません。

もし、誰かに嫌なことを言われたり、思われたとしたら、そこに負の気持ちはもってはいけない気がします。
負の気持ちは、すごく疲れます。自分がどんどん嫌な人になっていく気がします。
言われた相手を打ちのめしても、気持ちが晴れることはありません。

言葉で人の心に傷をつけるのは、言った本人が想像できないほど、辛く悲しいものかもしれません。
簡単に、その人の人生に入っていきます。

だけど、逆に人の心の傷を癒すのは、時間がかかります。

相手に何かを言うとき、誰が正しいではなく、いろんなことを踏まえて話さないといけないと思います。

「自分が言われて嫌なことは相手に言わない。自分がされて嫌なことは相手にしてはいけない」

これは祖母の教えです。

私も日頃気をつけていますが、自分に余裕がないといい思考になりません。
猫のことも含めですが、いろんな問題が起きても、大変な毎日でも、大きい心でのぞんでいけるようになりたいです。

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