みんな同じ

2017年12月3日(日) 338 / 4

我が家の猫たちの中には、見た目に障害がある子がいます。

目の中に傷がある子、目が萎縮している子、顔がえぐれている子など、色々です。

見た目は元気で健康な子でも、足にボルトが入っている子もいます。

もちろん、健康な子もいます。

最近、知人の猫を事情があり預かっています。
数匹預かっているのですが、その中には健康でない子もいます。
その子は両目が白く濁り、小さく痩せて口内炎もあり、見た目が痛々しい子ですが、人が好きで猫も好き。
とても性格がいいのです。

我が家の猫の中には、この子を避けている子もいて、そばにくると、ささーっと逃げたり嫌な顔をしたり・・・・

私はとくに見た目は気にしませんし、どの子も差別も特別扱いもしません。
それは多頭飼いのルールなのかもしれませんが、居場所は自分で作るもの。
我が家の場合は、飼い主は全体を見てバランスを整える存在です。

喧嘩やうまく馴染めない場合は人が介入しますが、猫同士納得しなければ先へは進みません。

先ほどの避けられている猫を避けている猫は、どちらかというと怖がりな子です。
その子もまた目の中に傷があり、見た目にわかります。
少しづつお互いなれてきたようですが、私はうちの猫たちには怖くない、みんな同じだよと
誰が加わっても言います。

預かっている子の中には怖さから取り敢えずウゥ〜〜と言う子もいます。
うちの猫たちも逃げたり、そばにいかなかったり、または全く気にせず生活している子も。
自分たちで相手との距離をみて、やっているようです。

猫は猫に敏感で、病気の子などに近づかない子もいます。
逆に一緒に寝て保温してくれたりする子もいます。

見た目が可哀想に見えても、性格に難があっても、それは猫たちの中で納得していけば、人が思っているより
丸く収まるものだと思っています。
どの子も同じ猫なのだから、誰かと心許せれば、それだけで毎日が違ってくると思います。

31 ぺったん