「よいお年を...」
...なんて言葉は嫌いだし
全くそんな気分でもないが...
差し障りのない挨拶で
穏やかに丸くおさめるには
それしか無いんだろうな...と思う...
コイン坊っちゃまの
召使いでございます
1年は本当に早い...
色んな思いが巡り...
決して明るく前向きにもなれないが...
いや...たぶん
なる気もないのだろう...
日記には
色んなことを書いてきたようで
肝心なことは
全く書こうとは思わない...
肝心なことは
すべて心の中にしまい込み
鍵をかけておく...
これから先も
それは変わらないし...
過去を引きずるのではなく
大切だった人と...
大切だったことを...
決して忘れることなく
ひとまず死なないように
生きていこうと思う...
そんな私にとって
猫と出逢い...
猫に支えられた日々の1年は
大きな大きなことだった...
決して
可愛いだけじゃない...
お恥ずかしながら
これでも私は
猫に対しての気持ちは
相当重い...
それだけ
人間に対しての疲労が
大きかったのもある...
それでもやはり
人間である限りは
人間社会で生きてかなきゃならないわけだし
冷静と平和を保つために
多大な気を使っていかなくては
ならないこと...
前を向く気もないが
決して
取り乱すことはない自分で居続けること...
今年も...
私の神経も細胞も
お疲れさんといったところだ...
生きることは尊いことでもあり...
ただただ死に向かって
時間が経過するだけの苦行であったり...
その瞬間瞬間で波は訪れる...
目の前に坊っちゃまがいる...
それだけできっと
奇跡なことなのだろう...
これにて...今年最後の日記...
これを読んでくださってるあなたにも...
変わらず
素敵な年でありますように...

ケバケバの畳に
安売りしていたハギレのカーペット
敷いてもらったよ...
キャッチミーに飛びつくから
見ててね...
...と得意げな...ミニボンボリン...




















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