私が預かりを決めた理由

2018年1月14日(日) 503 / 18

我が家が多頭飼いをしていますが数がかなりいて、普段なら預かりはしません。

それは預かっている猫にもうちの猫にもプラスに働くほうが少ないからです。

今回、この飼い主さんは知り合いではありましたが、ふだんから仲良く会ったりする関係ではなく
知人という方です。
ご本人が病気になり預かってほしいと連絡が入りました。
私はたくさんは無理です。と答えました。飼っている数が１０匹だったからです。

その方には普段連絡を取ったり会ったりする猫友さんが何人もいて、色んな人に聞いてみますとのことでした。
その猫友さんたちも何かあったら言ってね！と言ってくれていたそうです。

そして、飼い主さんから連絡が入りました。
猫友さんで預かってくれる人が見つからなかったと。

理由を聞いたら、壁で爪をとがない猫なら預かるや夜鳴きしない猫なら預かるなど条件があったそうです。
壁で爪をとがない保証はないし、環境が変わって夜鳴きをするかもしれない。
結局、普段仲良くしていても友達のために手を貸す人はいなかったのです。

猫たちは預かってくれる人がいなければ今すぐではなくても行き先を失います。
しばらくは無人の家にいることはできますが、それも長くは無理で保健所で処分か公園などで野良になるか・・・・暗い未来しかありません。
それがわかっていても、手を貸してくれる人はいない・・・

私は友達ってなんなんですかね？と思いました。
かく家庭に事情があるのはわかります。なら、相手に期待をもたせることを言わなければいい。

私は猫たちを預かることを決めました。
私の友人にも事情を話し預かってもらう話をつけ、猫の移動などをしました。
最終的に何人かで預かれることになり猫たちは処分されることはありませんでした。

たいして仲良くない人たちがその飼い主さんを助け、側にいる人が何もしない。
なんだか理不尽と言うか納得しきれないものもありました。

猫たちの今後はまだ未定ですが、とりあえず各家庭で楽しくやっているので安心しています。

すごく困っているときに、言葉だけの友達は他人より他人に私は感じました。

40 ぺったん