あんことの出会いは、野良猫の母猫が出産直後まだへその緒もついたまま運んできました。何匹か産んだようでしたが、この子だけを連れてきたのできっとおっぱいが上手に飲めなく成長も遅いこの子をお願いします…と言う事なのかと私はすぐに保護しました。何とか元気になって過ごしていたのですが…半年目の定期検診で腎臓、肝臓が生まれつき弱かった事がわかり、猫は透析治療が難しいらしく、もって1年と診断されました。何とか元気にしてやりたいと、その日から、2日に1回病院で点滴、診察、自宅での毎日の点滴と来る日も来る日も治療に明け暮れる毎日でした。凄く強く賢い子で猫かごを持って来ると病院に行く事もわかっていて震えながらでも自らカゴに入り頑張って頑張って点滴治療に通い1年…2年…3年…4年と経ちました。その頃には少し物を食べてもけいれんを起こすようになり…そのうち立ち上がる事も難しくオムツをしてという生活になりました…病院に通うのもストレスになるので、それからは毎日病院に点滴を取りに行き、自宅での点滴治療になり最後は私の腕の中で旅立ちました…最後に小さな声で必死で首をあげ「にゃー…」とか弱い声で泣いた事を今でも思い出すと涙が出てきます…本当に長い長い闘病生活よく頑張ったと思います。あんちゃんよく頑張ったね。本当にえらかった。私達家族は生涯あんことの生活を忘れる事はないと思います。言葉も話せない、聞いてやれない闘病生活は本当に辛いものでした…4年間親身に治療して頂いた獣医さん、看護婦さんにも心より感謝致します。
今は、あんこはお骨になってしまいましたが…皆を見渡せる場所を陣取り一緒にいます(^^)
























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