今回の一番のキモは毛の色と目。
長吉もヒカルくんもブラックスモーク。
一本の毛の下半分が白。上半分は黒やらグレーやら、赤みの混ざったセピア系やらが複雑に混ざっている。
羊毛をツートンカラーにすることはできないので(そもそもそういう羊毛はどこにも売っていない)ブラックスモークの猫は本来羊毛フェルトで物理的に再現するのは不可能。
まあ、その代わり、限りなく近い雰囲気に作る方法をなんとか考え出したので、今回はそれを試してみることにした。
材料は

これと

これを……
植える場所に合わせてブレンドして作っていく。
それでもまだ色が足りないので今、注文中。
そしてもう一つのキモ。
それは目。
前回のしずくさんで痛感した。
目の印象は大事。
長吉の目。

細い時

まん丸な時。
全然印象が違う。
半球ガラスを手に入れたので、自作してみようと思ったが、ちょっと虹彩を作るのに結構手間がかかりそうなので今回はあまり時間もないためハンドメイドの作家さんから買うことにした。
素材を作ってる作家さんは結構いるが、その中でも特に長吉の目に近いものを作っている人がいたので、そこに注文。

上が半球ガラス。
下が作家さんから買ったグラスアイ。
やはり市販のプラスチックのものより綺麗。
虹彩をちゃんと作り込みすれば、次からは自作の目が使えると思う。
そしたらよりあの子の表情に近くなるだろう。
ヒカルくんは子猫の時に目が濁ってしまった子。
ゆえに普通のグラスアイは使えないので、この半球ガラスを利用して、ちょっと工夫して作ることにした。
今のところヒカルくんの目は閉じた状態で作ろうと考えている。閉じた目を作るにしても眼球の分の盛り上げは必要なので、この半球ガラスを埋め込んでその上に瞼を作るか、もしくはこの大きさに合わせて綿を盛って眼球とするかはまだ考え中。
作りながらより良い方でやろうと思う。
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