
トトは2002年の10月頭頃、突如我が家の周りに現れました。
その頃生後2ヶ月弱。
しかもヒゲを全部切られていたので明らかに捨て猫です。
夜、家の外で子猫の鳴き声がするのに私が気付いて、母と二人見に行ったんですが、暗闇でどこにいるのか全く分からず。
翌日昼間もう一度探してみると、ブーちゃんの犬小屋の裏で日向ぼっこをしている所を発見。
あまりに小さいしどう見てもヒゲが無いので捕まえよう!!と母と二人で大格闘するもものすごい逃げ足で捕まらず;
心にキズを負わせてしまい大失敗。
今思えば何か罠をかければ良かったな・・・と。
その後もうちの周りをうろついていたので、外でご飯だけあげる事に。
ものすごいがっついてました。
そんなこんなで一ヶ月。
人が玄関の外にいても、ご飯は食べるようにはなっていたんですが、まだ1メートル以内には近づかせてくれず、捕獲には至っていませんでした。
そんなある日、仕事帰りに本屋にいると、家から電話が。
母「今どこにいるの?帰りに猫のトイレ買ってきて」
私「は?何で?」
母「捕まえたから、チビ猫」
かなり驚きましたが、前日どしゃぶりで、朝子猫のくしゃみが聞こえていた事を思い出しました。
ちょっと弱ってたのかもしれない。
それでも帰ってから見た母の腕はものすごいキズだらけでした(笑)
そして捕まえたトトはなかなか人に慣れず、何をするにもひと苦労。
でもその心の傷は9割方私と母が付けたんですが;
そんな風だったので、ほんとに子猫の頃の写真というのが無いんです。
そして1歳になるまでは、ほんとに苦労し通しだったトト君なんですが、それはまた別の機会に。



















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